「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)で、日本女子では1994年の伊達公子さん以来25年ぶりとなるベスト4進出を果たし、1月28日発表の世界ランキングで3位以上、歴代の日本人男女のシングルス最高位を更…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)で、日本女子では1994年の伊達公子さん以来25年ぶりとなるベスト4進出を果たし、1月28日発表の世界ランキングで3位以上、歴代の日本人男女のシングルス最高位を更新することが確定した大坂なおみ(日本/日清食品)。準々決勝のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)戦の後、WOWOWテニスアンバサダーの伊達さんによるインタビューに、大坂が答えた。

伊達「第1セット、ブレークが多く、フラストレーションも多かったと思いますが、戦略を変えるということはありましたか?」

大坂「バックハンドのアンフォーストエラーが多かったので、それを減らしたいと思いました」

伊達「第2セット、スビトリーナはミスが多かったり、メディカルタイムアウトを取ったりということがありました。本来のスビトリーナはファイターで粘りもある選手ですが、本来のプレーをさせなかったというのは大きかったのでしょうか?」

大坂「もちろん彼女がメディカルタイムアウトを取ったときは少し心配しましたが、試合に勝つことに集中しようと思いました。前回は敗れましたが 今回は違う結果になりました。とにかく勝つことができて良かったです」

伊達「大会中ということで目の前の試合にフォーカスしていると思いますが、この大会の後にランキングが変わるということは、モチベーションになりますか?」

大坂「もちろん大きなモチベーションになっています。皆さんがその話をするので意識しない訳にはいきませんが、私は次の試合に集中するだけです」

伊達「次の相手はカロリーナ・プリスコバ(チェコ)です。タフな相手になると思いますが、心の準備と、どのようにプレーするかは考えていますか?」

大坂「彼女とは何度も対戦したことがあるので、タフな試合になるのはわかっています。準決勝はメンタルが強くなければいけません。誰もが決勝に行きたいと思っていますから」

大坂対プリスコバの準決勝は、日本時間24日13時半以降に開始される。テニスデイリーでは、サイト上で試合速報とハイライト動画の配信を無料で行う予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ

(写真:アフロ)