「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)で準決勝進出を果たし、1月28日発表の世界ランキングで3位以上、歴代の日本人男女のシングルス最高位を更新することが確定した大坂なおみ(日本/日清食品)。その大坂が…
「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)で準決勝進出を果たし、1月28日発表の世界ランキングで3位以上、歴代の日本人男女のシングルス最高位を更新することが確定した大坂なおみ(日本/日清食品)。その大坂が世界ランキング1位を取るための条件をWTA(女子テニス協会)が発表した。
大坂には、今日行われる準決勝の試合内容によっては決勝を待たずして世界ランキング1位となる可能性がある。
まず重要になるのが、大坂とカロリーナ・プリスコバ(チェコ)の前に行われる、ペトラ・クビトバ(チェコ)とダニエル・コリンズ(アメリカ)の結果だ。
クビトバが勝利した場合、大坂が準決勝でプリスコバを破り、さらに決勝でクビトバを破って優勝すると、大坂が1位になる。
コリンズが勝利した場合、大坂が準決勝でプリスコバを破って決勝進出を果たした時点で1位が確定する。
また、大坂がプリスコバに敗れて準決勝敗退となっても、コリンズが優勝した場合は大坂が1位となる。
もちろん大坂が「全豪オープン」を優勝し、自力で世界1位を獲得して欲しいところだが、他の試合の結果によっては大坂の勝敗に関わらず世界1位が決まってしまうという状況にある。
グランドスラム連続制覇という偉業はもちろんだが、大坂の世界ランキングがどのようになるのか、目が離せない女子シングルス準決勝の2試合となった。
クビトバ対コリンズは日本時間24日12時以降、大坂対プリスコバは同じコートで13時半以降に、それぞれ開始される予定。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全豪オープン」1回戦での大坂なおみ
(Photo by Mark Kolbe/Getty Images)