「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)女子シングルスで、ベスト4進出を決めた大坂なおみ(日本/日清食品)。日本人女子として、1994年の伊達公子さん以来となる「全豪オープン」ベスト4進出となった。次戦…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)女子シングルスで、ベスト4進出を決めた大坂なおみ(日本/日清食品)。日本人女子として、1994年の伊達公子さん以来となる「全豪オープン」ベスト4進出となった。

次戦、大坂は第7シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦する。プリスコバは準々決勝でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を第3セット1-5から逆転し勝ち上がってきた。

両者の対戦は2018年「東レ パン・パシフィック・オープン」決勝で敗れて以来で、過去対戦成績は大坂の1勝2敗となっている。

大坂はプリスコバについて「何度か対戦したことがあります。彼女との対戦は本当にタフです。彼女のサービスを読むのがやっとなので、私にとってとても難しいです」「彼女はアンフォーストエラーが少ないので、ちょっと危険です」と警戒した。

また、準々決勝が行われた1月23日は大坂の祖父の誕生日のようで、試合後の記者会見でも「おじいちゃんの誕生日なので、本当に勝ちたいと思っていました。見てくれていたと思います。おじいちゃんが今忙しいのかどうかわからないけど、メッセージを受け取ってくれたらなと思います」と話した。

大坂は準々決勝での勝利によって、1月28日発表予定の最新世界ランキングで3位以上となることが確定している。男女通じて歴代日本人シングルス最高位を更新という快挙。

今大会、素晴らしいプレーやメンタルを見せている大坂。準決勝でも力強いプレーを見せることに期待したい。

なお、大坂の準決勝は日本時間24日13時30分以降に開始予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」準々決勝での大坂なおみ

(Photo by Scott Barbour/Getty Images)