「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)の大会10日目、女子シングルス準々決勝で第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第6シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-4、6-1のストレートで破り…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)の大会10日目、女子シングルス準々決勝で第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第6シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-4、6-1のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。その大坂が試合後のインタビューに答えた。

今日の試合で一番良かったことを聞かれた大坂は「サーブ。いや、consistence(ぶれないこと、安定性)」と答えた。オンコートインタビューでも「今日の試合のプランは、迷わず、イライラしないで自分のテニスをすること」と笑いながら語っていた。

また、この大会を通じてのコンディションを聞かれると「今はすごく良いプレーとコンディションです」と語った。

準決勝では、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)との対戦の可能性もあると伝えられると「もしそうなれば、その試合をとても楽しみにしています」と語った。

準決勝で対戦するのは、この後に行われるセレナとカロリーナ・プリスコバ(チェコ)の勝者。オンコートインタビューで大坂は「2人とも対戦したことがありますし、どちらも素晴らしい選手です。ですからタフな試合になるでしょう」とコメント。続けて「正直、とにかく暑いので早く中に入りたいです」と語り会場の笑いを誘った。

インタビューの最後にはカメラに向かって「おじいちゃん、お誕生日おめでとう!」と笑顔で語った大坂。この勝利で1月28日発表の世界ランキングで3位以上、歴代の日本人男女のシングルス最高位を更新することが確定し、祖父へ最高の誕生日プレゼントとなった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」準々決勝での大坂なおみ

(Photo by Quinn Rooney/Getty Images)