「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)の大会10日目、女子シングルス準々決勝で第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第6シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦。6-4、6-1のストレート…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)の大会10日目、女子シングルス準々決勝で第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第6シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦。6-4、6-1のストレートで大坂が勝利し、「全豪オープン」では自身初のベスト4進出を果たした。

勝利した大坂は、この後に行われるカロリーナ・プリスコバ(チェコ)とセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の勝者と準決勝で対戦する。

ミスが多いながらもなんとか第1セットを先取した大坂のサービスゲームから第2セットも始まった。

第1ゲームをキープした大坂は、第2ゲームで0-40とチャンスを迎えた。1本はスビトリーナのサーブにしのがれたが、続くプレーでラリーの末に大坂のショットがコードボールとなってポトリとスビトリーナのコートに落ち、ブレークに成功した。

第1セットではすぐにブレークバックを喫していた大坂だが、第3ゲームをしっかりとキープし、立ち上がり3ゲームを連取した。

そしてこのタイミングでスビトリーナがトレーナーを呼んでメディカルタイムアウトを取り、首から肩の辺りの治療を受けていた。

第4ゲームでもブレークチャンスを迎えた大坂。デュースに持ち込まれたが粘ってブレークし、2ブレークアップとした。

続く第5ゲームでスビトリーナにブレークポイントを握られたがしっかりとしのぎ、ゲームカウントは5-0と大きくリードを広げた。

第6ゲームはスビトリーナにキープされたが、続く第7ゲームが大坂のサービング・フォー・ザ・マッチに。ここも大坂が主導権を握ってキープし、6-1で第2セットを連取して勝利を決めた。

この試合の前までは2勝3敗、さらに2連敗中と負け越していた相手に大坂はわずか5ゲームしか許さなかった。勢いを増す大坂がグランドスラム2大会連続の優勝なるか、期待がさらに高まる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」準々決勝での大坂なおみ

(Photo by Quinn Rooney/Getty Images)