MLB公式が選ぶ有望株ランキングでケストン・ヒウラが二塁手部門1位に ブルワーズの日系3世ケストン・ヒウラ内野手が、MLB公式サイトが選出する有望株ランキングで二塁手部門の“1位”に選ばれた。同サイトは「ヒウラが二塁手のトップ10有望株をリ…

MLB公式が選ぶ有望株ランキングでケストン・ヒウラが二塁手部門1位に

 ブルワーズの日系3世ケストン・ヒウラ内野手が、MLB公式サイトが選出する有望株ランキングで二塁手部門の“1位”に選ばれた。同サイトは「ヒウラが二塁手のトップ10有望株をリード」として特集を掲載し、多くのメジャー予備軍の中で、ヒウラがそのトップに“格付け”された。

 ポジションごとの有望株を特集しているMLB公式サイトの企画。堂々の1位に選ばれたヒウラは「ベストヒッター」や「ベストパワー」などに分類された12項目のうち、3項目で選出されている。

「ベストヒッター」部門では「ヒウラはNCAAディビジョン1で打率トップの.442を記録した。多くのスカウトは2017年ドラフトで最も優れたピュアヒッターだと考えていた。プロ初シーズンでは打率.371を記録した後、ヒウラは2Aに昇格。2階級で打率.293をマークした。アリゾナ秋季リーグで大活躍を見せ、MVPに輝いた」と紹介している。

 さらに「ベストパワー」部門では「初のフルシーズン(2018年)で13本塁打を含む、長打52本を記録した。彼が経験を積み、洗練された打者になれば、自身の力をより生かすことができる。安定して大きな打球を生み出すコンパクトかつ力強いスイングでボールを捉える驚異的な感覚を持っており、全方向に打球を運ぶパワーがある」と高く評価した。

 さらには「最も高い潜在能力」とする部門でも、ヒウラの名が。記事によると「ヒウラが誇る打率とパワーにより、彼はマイナーで最もエキサイティングな打者のひとりだ。1度しかフルシーズンを経験しておらず、彼にはまだ隠された潜在能力がある。将来の中軸候補であり、全盛期には球界最高の二塁手になる可能性がある」としている。

 昨季がプロ1年目だったケストン・ヒウラ。まだ2Aまでのプレー経験しかないものの、MLB公式サイトでは今季中のメジャー昇格が予想されており、注目の選手となる。

○二塁手の有望株ランキング
トップ10(ETA)※ETAは予想昇格年
1、ケストン・ヒウラ ブルワーズ(2019)
2、ルイス・ウリアス パドレス(2019)
3、ニック・マドリガル ホワイトソックス(2020)
4、ビダル・ブルジャン レイズ(2020)
5、ギャレット・ハンプソン ロッキーズ(2019)
6、ジーター・ダウンズ ドジャース(2021)
7、ブランドン・ロウ レイズ(2019)
8、キャバン・ビジオ ブルージェイズ(2019)
9、ジャウマイ・ジョーンズ エンゼルス(2020)
10、イサン・ディアス マーリンズ(2019)(Full-Count編集部)