「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)の大会7日目、男子シングルス4回戦で第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が、第14シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。7-6(11)、6(3)…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)の大会7日目、男子シングルス4回戦で第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が、第14シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。7-6(11)、6(3)-7、5-7、6(5)-7でフェデラーが敗れ、全豪3連覇はならなかった。試合時間は3時間45分。

「全豪オープン」3年連続7度目の優勝を目指す37歳フェデラーと、2018年の21歳以下ツアー最終戦「Next Gen ATP ファイナルズ」で優勝し、今大会自身初の全豪4回戦進出を果たしていた20歳チチパス。生きるレジェンドと、期待の次世代がグランドスラムで激突した一戦は、出だしからエンジン全開だった。

両者は序盤から譲らず、タイブレークで1セットずつを奪い合う。フェデラーは第1・第2セット合わせて10度のブレークポイントを握ったが、全てチチパスの粘りでしのがれた。

すると第3セット、フェデラーは5-6で迎えたサービスゲームでこの試合初のブレークを許し、チチパスにセットを連取された。

フェデラーの後がなくなった第4セット。またしてもタイブレークにもつれ込むと、最後は一歩競り負けた。グランドスラム20回の優勝を誇るフェデラーだが、今回は次世代の若手選手に阻まれた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」4回戦でのフェデラー

(Photo by Chaz Niell/Icon Sportswire via Getty Images)