写真:水谷隼(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部<天皇杯・皇后杯 平成30年度全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)丸善インテックアリーナ大阪>20日に行われた全日本卓球選手権男子シングルス決勝で昨年準優勝の水谷隼が大島祐哉を破り、日…

写真:水谷隼(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

<天皇杯・皇后杯 平成30年度全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)丸善インテックアリーナ大阪>

20日に行われた全日本卓球選手権男子シングルス決勝で昨年準優勝の水谷隼が大島祐哉を破り、日本一に返り咲いた。水谷は自身の持つ全日本選手権シングルス優勝記録を10に伸ばした。

ダブルスパートナーでもあり、また、Tリーグでも木下マイスター東京でチームメイトとして互いを知り尽くしている両者の対決は、序盤から激しいラリーが展開され、会場となった丸善インテックアリーナは大観衆による温かい拍手で包まれた。

初の決勝進出を果たした大島は、昨年水谷を破って優勝した張本智和(JOCエリートアカデミー)を準決勝で下した勢いそのままに、水谷からもゲームを先取するなど好調ぶりを伺わせたが、経験豊富な水谷は2ゲーム目以降、大島得意のフォアハンドを封じる見事なコース取りで大島をかわした。

水谷は13年連続で全日本決勝の舞台に立っており、29歳となった現在、その多彩なプレーは円熟味を増している。

全日本卓球2019 男子シングルス決勝

大島祐哉(木下グループ)2-4 水谷隼(木下グループ)

文:ラリーズ編集部