現在行われている「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~男子27日/女子26日/ハードコート)。年間グランドスラムを2度達成したテニス界のレジェンドであるロッド・レーバー(オーストラリア)に、伊達公子さんが現地でインタビュー…

現在行われている「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~男子27日/女子26日/ハードコート)。年間グランドスラムを2度達成したテニス界のレジェンドであるロッド・レーバー(オーストラリア)に、伊達公子さんが現地でインタビューした模様をWOWOWが放送した。そのなかでレーバーが、日本のエースである錦織圭(日本/日清食品)と大坂なおみ(日本/日清食品)の魅力について答えた。

大会6日目に日本の両エースは3回戦を戦い、ともに勝利。錦織は7回目、大坂は2回目のベスト16へ進出し活躍を続けている。

まず錦織についてレーバーは「どんなポイントでも諦めずにプレーします。これは他のどんな選手より優れていると思います」「サーブも良くなり、ストロークも素晴らしい。ネットに出ればボレーだってできますからね」と評価。

そして「どこかのグランドスラムできっと優勝するはずですよ」と更なる活躍を期待した。

また、大坂については「女性とは思えない強さですね。コート全面をカバーできますし、良いサーブがあります」とその強さのポイントを語っている。

「時にはドロップショットなど様々なショットを混ぜる必要がありますけれど、彼女はとても才能があります。ここで(全豪オープン)優勝するかもしれませんね」と次の強化ポイントを述べるとともに、昨年の「全米オープン」に続く2大会連続のグランドスラム制覇の可能性について触れた。

勝利を重ねる錦織と大坂の活躍に、今後も期待がかかる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は錦織(Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)と大坂(Photo by Julian Finney/Getty Images)