写真:張本智和(JOCエリートアカデミー)/撮影:ラリーズ編集部

<天皇杯・皇后杯 平成30年度全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)丸善インテックアリーナ大阪>

20日、全日本卓球選手権はいよいよ最終日を迎え、男女シングルスの準決勝・決勝が行われる。

男子シングルスは、昨年度の同大会で史上最年少優勝を果たし、世界ランキングも3位につけている張本智和(JOCエリートアカデミー)が優勝候補筆頭である。今大会でも混合ダブルスでは2位、男子ダブルスでは優勝と、万全の仕上がりを見せている。張本以外に準決勝に駒を進めたのは、大島祐哉(木下グループ)、木造勇人(愛知工業大学)、水谷隼(木下グループ)。平成最後の全日本選手権でタイトルを手にするのは果たして誰か。

男子シングルス準決勝 第一試合 張本智和 vs 大島祐哉




写真:大島祐哉(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

優勝候補筆頭の張本と準決勝で戦うのは大島祐哉。2人はTリーグでは木下マイスター東京のチームメイトだ。
大島は素早いフットワークから生み出されるダイナミックなフォアハンドに強みを持つ選手であり、ラリー力に定評がある。近頃はバックハンドの強化に取り組んでいることもプレーから見て取れ、張本との対戦も激しい両ハンドの打ち合いになることが予想される。両者は昨年の全日本でも準々決勝で対戦しており、その際は張本が4-1で大島を下している。しかし、大島はここまで1ゲームしか落とさず順調に勝ち上がっており、好調の様子。
激しいラリー戦を制するのは、張本か大島か。

男子シングルス準決勝 第二試合 水谷隼 vs 木造勇人




写真:水谷隼(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

他方の準決勝は、自身の持つ最多優勝記録(9回)の更新を目指す水谷隼と、男子ダブルスを制し勢いに乗る木造勇人が対戦する。12年連続で決勝に進出している水谷隼であるが、今大会で非常に厳しい山を突破してきた。大学生王者の及川(専修大学)や、実力者の上田(岡山リベッツ)、さらにはリオでともに戦った丹羽(スヴェンソン)を下して準決勝に駒を進めている。誰よりも全日本を知り尽くした男に死角はないか。
一方の木造は、高速卓球が持ち味の大学生左腕。張本と組んだ男子ダブルスでは見事に優勝を果たしており、好調であることがうかがえる。準々決勝では社会人の実力者である町(シチズン時計)をストレートで下しており、勢いがある。2年前の全日本準々決勝で水谷に挑んでおり1-4で敗れているが、その際は高校生。名門・愛知工業大学に進学してプレーに磨きをかけた木造がどのような戦いを見せるか、左腕同士のぶつかり合いに注目したい。

男子準決勝は12時から張本と大島が、13時から水谷と木造がそれぞれ対戦予定である。そして、決勝は16時からとなっており、世界でもトップクラスの選手による打撃戦に注目が集まる。張本の連覇か、水谷のV10か、大島・木造の初優勝か。

全日本卓球2019 最終日(1月20日)試合予定




写真:木造勇人(愛知工業大学)/撮影:ラリーズ編集部

10:00~女子シングルス準決勝 伊藤美誠(スターツSC)vs早田ひな(日本生命)
11:00~女子シングルス準決勝 木原美悠(JOCエリートアカデミー)vs森さくら(日本生命)
12:00~男子シングルス準決勝 張本智和(JOCエリートアカデミー)vs大島祐哉(木下グループ)
13:00~男子シングルス準決勝 水谷隼(木下グループ)vs木造勇人(愛知工業大)
15:00~女子シングルス決勝
16:00~男子シングルス決勝

文:ラリーズ編集部