「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で第8シードの錦織圭(日本/日清食品)がジョアン・ソウザ(ポルトガル)と対戦。7-6(6)、6-1、6-2のストレートで錦織が勝…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で第8シードの錦織圭(日本/日清食品)がジョアン・ソウザ(ポルトガル)と対戦。7-6(6)、6-1、6-2のストレートで錦織が勝利し、ベスト16入りを果たした。

勝利した錦織は、現在対戦中のファビオ・フォニーニ(イタリア)とパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)の勝者と4回戦で対戦する。

第2セットを終えた後、ソウザはトレーナーを呼んでメディカルタイムアウトを取り、左臀部、足の付け根辺りの治療を受けていた。ソウザは第2セットの途中から調子が悪かった様子だが、棄権することなく第3セットを迎えた。

第3セットはそのソウザのサービスゲームから。第1ゲームで30-40とブレークポイントを握った錦織は、ラリーの末にロブショットを放ちソウザのミスを誘ってブレークに成功する。さらに錦織は第3ゲームでもブレークに成功し、序盤3ゲームを連取した。

錦織は第2、第4ゲームをラブゲームでキープし、ソウザに隙を見せない。第5ゲームで錦織はブレークすることができなかったが、0-30とポイントリードする場面もあった。

ゲームカウント4-1で迎えた第6ゲームをキープした錦織は、第7ゲームでソウザのサービスゲームを破ることができなかったが、続く第8ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・マッチとなった。少しずつ調子を取り戻してきた様子のソウザだが、最後も錦織がソウザにチャンスを与えることなくこのゲームをキープし、第3セットを6-2で取って勝利を決めた。

1回戦は2時間48分、2回戦は3時間48分と、どちらも5セットの長時間の試合を戦っていた錦織。3回戦は3セット、2時間6分で試合を決めた。

体力を温存し、さらなる上位進出を狙う。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」3回戦での錦織圭

(Photo by Julian Finney/Getty Images)