「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス3回戦で第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第28シードのシェイ・スーウェイ(台湾)と対戦。第1セットは5-7で大坂が落とした。…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス3回戦で第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第28シードのシェイ・スーウェイ(台湾)と対戦。第1セットは5-7で大坂が落とした。

両者は2015年に下部ツアーで1回対戦しており、そのときは大坂が勝利している。世界27位のスーウェイに対し大坂は「彼女はスライスを多用するので、なかなか難しくなると思います」と語っていた大坂だが、見事に勝利し2年連続の4回戦進出を果たせるのか、期待がかかる。

第1セットはスーウェイのサービスゲームから始まった。序盤からお互いにサービスキープが続いた。そして第6ゲームで0-40と大坂にピンチが訪れる。2本はしのいだが、続くプレーで大坂のショットがわずかにロングとなり、ブレークを喫した。大坂はこのゲームでショットがロングになるプレーが多く、非常にイライラしている様子が見て取れた。

しかし大坂は気持ちを切り替えて続く第7ゲームでブレークバックに成功すると、第8ゲームをラブゲームでキープし、ゲームカウント4-4とイーブンに戻した。それどころか第9ゲームでブレークに成功し、3ゲームを連取して1ブレークアップとした。

そして大坂のサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲーム。ここで粘るスーウェイに2本のブレークポイントを握られた大坂。一時はしのいでデュースに持ち込んだがブレークバックを許し、ゲームカウント5-5となった。

続く第11ゲームでチャンスを作れなかった大坂は、第12ゲームで自身のショットがロングになる場面が続き、30-40とピンチを迎えた。いったんはしのいだが、スーウェイにブレークを喫し、第1セットを5-7で落とした。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」3回戦での大坂なおみ

(Photo by Julian Finney/Getty Images)