「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)男子シングルス2回戦を突破した錦織圭(日本/日清食品)。1回戦の世界176位カミル・マイクシャク(ポーランド)、2回戦の73位イボ・カルロビッチ(クロアチア)戦を…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)男子シングルス2回戦を突破した錦織圭(日本/日清食品)。1回戦の世界176位カミル・マイクシャク(ポーランド)、2回戦の73位イボ・カルロビッチ(クロアチア)戦を、ともにフルセットで制しての勝ち上がりだ。

大会公式サイトによると、錦織は試合後の会見で「この2試合負ける可能性もありましたが、勝ち進むことができました」「3セットの方が良いですが、今日カルロビッチはいいプレーをしていましたし、最初の試合もマイクシャクが本当に堅いプレーでした」と苦しめられた1・2回戦を振り返った。

その一方で「でもまだ2試合だけなので、まだあまり疲れてはいません」と話した。

2回戦でカルロビッチから浴びせられたサービスエースの数は59本だったが、そのことについては次のように振り返っている。

「数セット経った後も、彼のサービスは本当に良かったです。あまりにも多くのエースがあって、フラストレーションを感じました」「でも、シンプルに自分の出来ること、自分のサービスゲームに集中し続けました」

また錦織は、勝利後のコート上でのインタビューでは「ほとんど僕の1シーズン分ぐらいのエース数ですね」とジョークを飛ばし、観客を笑わせていた。

厳しい試合を勝ち切ったことで自信に繋がったという錦織。3回戦では世界44位のジョアン・ソウザ(ポルトガル)との対戦が決まっている。ソウザとの試合は大会6日目、1月19日に予定されている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」2回戦での錦織圭

(Photo by NaFoto/Action Plus via Getty Images)