●三河 63 ‐ 86 新潟〇(三河通算成績 16勝16敗)リーグ再開初戦、シーホース三河は中地区首位の新潟アルビレックスBBを迎えてのナイトゲーム。・合わせて読みたい→理不尽な状況下でも冷静さを保つ秘訣「リアル・ミッチー」(https:…

 ●三河 63 ‐ 86 新潟〇
(三河通算成績 16勝16敗)

リーグ再開初戦、シーホース三河は中地区首位の新潟アルビレックスBBを迎えてのナイトゲーム。

・合わせて読みたい→
理不尽な状況下でも冷静さを保つ秘訣「リアル・ミッチー」(https://cocokara-next.com/motivation/real-mitchi-coolness-secret/)

 コートの外では「のみほ」、「ブルーペンライトプレゼント」、「Dr.フィッシュ」の水曜ナイター3大企画「水曜シーホース」を実施。更に、2019年「成人の日」直後の今節は「20」をテーマに、シーホース三河が誇る20歳プレイヤー「岡田侑大選手」をフィーチャーした特別写真展を開催。試合後には、岡田選手も参加した「新成人大集合写真会」が行われ、新成人の門出を祝った。

試合は三河にとっては「魔の4Q 」となり、同地区上位を追いかける立場として、痛い敗戦となった。岡田侑大や、同じく特別指定選手として今季途中に加入した熊谷航の「大学生コンビ」のプレータイムが増え、今後へ期待できる内容となった。

1Q 三河19–17 新潟

 

西川 3Pシュート3本の11得点で躍動

スターティング5は、#3ミークス、#12西川、#14金丸、#32桜木、#46生原。

好調の#12西川が積極的なプレーでオフェンスを引っ張り、ドライブからフローターを決めると、#14金丸の3Pシュートとフリースローをアシスト。さらに連続で3Pシュートを沈めて新潟を引き離す。
新潟#54ガードナーのパワーアタックから連続得点を許して2点差とされるも、#12西川が3本目となる3Pシュートで再び突き放す。しかし新潟#34ハミルトンに3Pシュートを決め返され、2点リードして最初の10分を終えた。

2Q 三河38–40 新潟 (三河19–23 新潟)

終盤に逆転され、2点のビハインドで後半へ

スタートは、#3ミークス、#5バッツ、#11熊谷、#12西川、#14金丸。

新潟#18森井、#32池田の得点で逆転されるが、#30岡田のドライブ、#3ミークスのファストブレイクでリードを奪い返す。#3ミークス、#5バッツのリバウンドや#12西川のカットで得点を積み上げてリードを保つが、同じペースで新潟に決め返されてなかなか引き離すことができない。
オフィシャルタイムアウト明け、ターンオーバーが続きリズムを失うと、#7五十嵐、#32池田に連続3Pシュートを浴びて逆転を許す。#30岡田のジャンプシュートですぐに同点にするも、終了間際に#7五十嵐にフリースローを与えてしまい、2点のビハインドで試合を折り返した。

3Q 三河59–63 新潟 (三河21–23 新潟)

お互い譲らぬクロスゲームに

スタートは、#3ミークス、#5バッツ、#12西川、#14金丸、#46生原。

新潟#7五十嵐のドライブなどから連続で7得点を浴びるが、#5バッツ、#12西川のバスケットカウントで食らいつきクロスゲームに持ち込む。#5バッツがミスマッチを突いてゴール下を決めれば、外からは#14金丸が連続で3Pシュートを沈め、#12西川がファストブレイクと、それぞれの持ち味を発揮し得点するが、新潟も譲らず。4点ビハインドで最後の10分を迎えた。

4Q 三河63–86 新潟 (三河4–23 新潟)

オフェンスが停滞し、首位の新潟に敗戦

スタートは、#3ミークス、#5バッツ、#12西川、#14金丸、#46生原。

#5バッツがオフェンスリバウンドを決めてワンポゼッション差とするが、その後はオフェンスが精彩を欠き、ミスから新潟にポゼッションを渡して0-23のランを築かれてしまう。残り1分に#30岡田が一矢報いるも、この10分をわずか4得点に押さえ込まれ、1806人の青援に応えることができなかった。

■ シーホース三河 鈴木 貴美一 ヘッドコーチ 試合後コメント

 1Q、2Q、3Qと勝負できる範囲でついていったんですが、大事なところで自滅というか、ミスから走られて、天皇杯と同じような感じになってしまいました。
1本ミスした状態から「しょうがない!次!次!」となればいいんですが、それをずっと引きずってしまうといいますか。オフェンスの問題ですね。慎重になり過ぎたり、狙い過ぎたり、パスを狙い過ぎたり、行けるところを行かないで守ってみたり、そういう現象が4Qで出てしまって。
もう一度、基本からやらないと、いくらディフェンスやリバウンドを頑張っても点を取れないとバスケットは勝てないので。

今、一番直さないといけないところはオフェンスです。自分たちの強みは何か、自分たちの今のってるところはどこか、明確にしないと。

今日は、なんとなく一生懸命やっているという感じになってしまっていたので。

この負けを無駄にしないようにしっかり次の試合、切り替えてやりたいと思います。相手も良かったと思いますが、それ以上に我々が悪かったということだと思います。

■ 新潟アルビレックスBB 庄司和広 ヘッドコーチ 試合後コメント

 まず、平日にも関わらずたくさんのお客さまが来場いただき、その中でプレーさせていただいてありがとうございます。

試合の方は10日間空いた中でしっかり準備してきたものは、出だしのところは出来ていたんですが、遂行しようとするがあまりテンポが遅くなってしまい、1Qの入りちょっと重くなってしまったかなと。2Q以降はテンポアップを狙った方法に変えた中で、怪我人が出たりファールトラブルがある中でも代わった選手たちがステップアップして出来たことは良かったと思います。