「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で第8シードの錦織圭(日本/日清食品)がイボ・カルロビッチ(クロアチア)と対戦。第1セットは6-3で錦織が先取した。両者は過去に…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で第8シードの錦織圭(日本/日清食品)がイボ・カルロビッチ(クロアチア)と対戦。第1セットは6-3で錦織が先取した。

両者は過去に4回対戦しており、2勝2敗のイーブンだが、現在錦織が2連勝中。1回戦では世界176位のカミル・マイクシャク(ポーランド)に苦戦した錦織だが、世界73位でビッグサーバーのカルロビッチ相手にどのようなプレーを見せてくれるのか、期待がかかる。

第1セットは錦織のサービスゲームから始まった。第1ゲームをキープした錦織は、第2ゲームでデュースまで追い上げるも、サービスエースの本数世界一を誇るカルロビッチからブレークポイントを握ることができない。

錦織はネットに出てくるカルロビッチに対し、ロブショットを使うなどしてチャンスを与えず、お互いにキープの展開が続いた。

そしてついに第8ゲームで錦織が3本のブレークポイントを握った。2本はしのがれたが、続くプレーでカルロビッチのショットがアウトとなりカルロビッチのサービスゲームをついに破った。

続く第9ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・セットとなったが、ここを盤石のプレーでキープし、第1セットを6-3で先取した。

錦織はこのセットでのアンフォーストエラーはわずか2本と、しっかり集中してプレーできている。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」2回戦での錦織圭

(Photo by Michael Dodge/Getty Images)