「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で序盤2セットを失いつつも最後は相手の途中棄権で2回戦へ進出した錦織圭(日本/日清食品)。その錦織が試合後、WOWOWの現地スタ…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で序盤2セットを失いつつも最後は相手の途中棄権で2回戦へ進出した錦織圭(日本/日清食品)。その錦織が試合後、WOWOWの現地スタジオでインタビューに答えた。

真夏のメルボルンは気温も高く、初戦から2時間48分と体力的にも心配される長時間の試合となった。そのことについて錦織は「体力は問題ないですけど、すごく暑かった。2セット目くらいからきつさがあった」「湿度はそんなに感じなかったけど、日差しは強かった」と話し、暑さは気にしつつも次戦には影響がないことを示唆した。

その錦織の2回戦の相手は世界73位のイボ・カルロビッチ(クロアチア)。そのカルロビッチについて錦織は「なかなか難しい選手ではあるので。サーブはむちゃくちゃいいですし、ネットプレーもしっかりできる選手なので、自分のリターンと、サービスゲームをしっかりキープすることが大事かなと思います」と話している。

実際、カルロビッチは211cmの長身から繰り出されるビッグサーブが大きな特長で、1回戦では39本ものサービスエースを叩き込んだ。またその1回戦では許したブレークは1つのみで、4セット全てがタイブレークの戦いと緊張感のある試合だった。

錦織には自分のサービスゲームを落としてはいけないというプレッシャーがよりかかり、タフな試合になることが予想される。

それでも「フィジカルが強くなったのは、自分の力になってる。今日みたいに5セットにいっても、自分の身体は準備できている状態になっているので、長い試合になると思いますけど頑張ります」と、1回戦に続き長時間の試合になったとしても乗り切る自信をのぞかせた。

錦織の2回戦は、17日に行われる予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」1回戦での錦織

(Photo by Fred Lee/Getty Images)