【1/15全豪まとめ】錦織、大坂なおみが初戦突破。ジョコビッチ、ズベレフが順当勝ち

「全豪オープン」（オーストラリア・メルボルン／1月14～男子27日／女子26日／ハードコート）大会2日目。男子シングルス1回戦、女子シングルス1回戦が行われた。

男子シングルス1回戦で第8シードの錦織圭（日本／日清食品）が、世界176位のカミル・マイクシャク（ポーランド）と対戦。3-6、6(6)-7、6-0、6-2、3-0となったところで相手が棄権し、錦織が2回戦進出を決めた。

試合後のインタビューでは、「もうちょっとどのショットも精度が上がっていけばプレーは良くなってくると思います。自分も悪いわけではなかったのですが、今日は相手がすごく良かったです。称賛を贈りたいですね」と語った。

序盤で2セットダウンとされるも、相手の棄権により苦い初戦突破となった。マイクシャクの健闘を称え、そして錦織のさらなる活躍に期待したい。勝利した錦織は、2回戦で世界73位のイボ・カルロビッチ（クロアチア）と対戦する。

世界82位のダニエル太郎は、予選勝者で世界144位のタナシ・コキナキス（オーストラリア）と対戦した。第1セットを5-7で落としたダニエル。しかし、第2セットの途中4-2の時点で相手が棄権し、自身初の「全豪オープン」2回戦進出となった。

このほか、第1シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）は予選勝者で世界230位のミッチェル・クルーガー（アメリカ）に6-3、6-2、6-2で勝利。第4シードのアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）は、世界67位のアルヤズ・ベデネ（スロベニア）に6-4、6-1、6-4で勝利し2回戦進出を決めた。

女子はシングルス1回戦で、第4シードの大坂なおみ（日本／日清食品）が世界80位のマグダ・リネッテ（ポーランド）6-4、6-2で破り、4年連続で2回戦へ進出した。

試合後のインタビューでは、試合について大坂は「とてもハッピー。自分自身はとても良いプレーができました」と答えた。また「とても良いプレーをしていたので、無駄なことを考えず、プレーに集中することができました」とも語った。

「全米オープン」チャンピオンとして初戦を危なげなく突破した大坂。2回戦では、世界78位のタマラ・ジダンセク（スロベニア）と対戦する。

世界133位の土居美咲（日本／ミキハウス）は、世界88位のマディソン・ブレングル（アメリカ）に4-6、0-6で敗れた。「全豪オープン」本戦には2年ぶり、5度目の出場となっていた土居は、残念ながら2回戦進出ならず。

このほか、第1シードのシモナ・ハレプ（ルーマニア）は、世界71位のカイア・カネピ（エストニア）に6(2)-7、6-4、6-2で勝利した。

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【1月15日 主な試合結果】

◆男子シングルス

1回戦

〇[8]錦織圭（日本／日清食品）3-6、6(6)-7、6-0、6-2、3-0[Ret] ●[Q]カミル・マイクシャク（ポーランド）

〇[1]ノバク・ジョコビッチ（セルビア）6-3、6-2、6-2 ●[Q]ミッチェル・クルーガー（アメリカ）

〇[4]アレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）6-4、6-1、6-4 ●アルヤズ・ベデネ（スロベニア）

〇[11]ボルナ・チョリッチ（クロアチア）6-1、6-4、6-4 ●[PR]スティーブ・ダルシー（ベルギー）

〇[16]ミロシュ・ラオニッチ（カナダ）6-4、7-6(5)、6-4 ●ニック・キリオス（オーストラリア）

〇スタン・ワウリンカ（スイス）3-6、3-1 [Ret] ●エルネスツ・グルビス（ラトビア）

〇ダニエル太郎（日本／エイブル）5-7、4-2[Ret] ●[Q]タナシ・コキナキス（オーストラリア）

◆女子シングルス

1回戦

〇[4]大坂なおみ（日本／日清食品）6-4、6-2 ●マグダ・リネッテ（ポーランド）

〇[1]シモナ・ハレプ（ルーマニア）6(2)-7、6-4、6-2 ●カイア・カネピ（エストニア）

〇[6]エリナ・スビトリーナ（ウクライナ）6-1、6-2 ●[Q]ビクトリヤ・ゴルビッチ（スイス）

〇[7]カロリーナ・プリスコバ（チェコ）6-3、6-2 ●[Q]カロリーナ・ムチョバ（チェコ）

〇[16]セレナ・ウイリアムズ（アメリカ）6-0、6-2 ●タチアナ・マリア（ドイツ）

〇ビーナス・ウイリアムズ（アメリカ）6(3)-7、7-6(3)、6-2 ●[25]ミハエラ・ブザネスク（ルーマニア）

〇マディソン・ブレングル（アメリカ）6-4、6-0 ●[Q]土居美咲（日本／ミキハウス）

（テニスデイリー編集部）

※写真は「全豪オープン」での錦織圭

(Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)