「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界176位のカミル・マイクシャク(ポーランド)と対戦。第1セットを3-6で落とした錦織…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界176位のカミル・マイクシャク(ポーランド)と対戦。第1セットを3-6で落とした錦織は、第2セットもタイブレークの末に6(6)-7で落とし、追い込まれてしまった。

第2セットは錦織のサービスゲームからスタート。第1ゲームでいきなりピンチを迎えた錦織だが、3本のブレークポイントをしのいでキープした。

その後はお互いにキープが続く。ミスの減ってきた錦織はマイクシャクにチャンスを与えないが、錦織もなかなか攻めきることができない。

第6ゲームで15-40と錦織にこのセット初のチャンスが訪れたが、好サーブに阻まれ、ブレークすることができなかった。それどころか続く第7ゲームで0-40と3本のブレークポイントを握られてしまう。なんとか2本しのいだが、続くプレーでリターンエースを決められ、1ブレークダウンとなってしまった。

またしても追う展開となった錦織だが、マイクシャクの好サーブと精度の高いバックハンドに苦しめられ、隙を突くことができない。

マイクシャクのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームで、錦織は0-40と起死回生のチャンスをつかむ。そしてここでついにこの試合初のブレークに成功し、ゲームカウント5-5とした。

その勢いのままに第11ゲームをキープした錦織は、続く第12ゲームでもポイントリードをしたが、マイクシャクにしのがれてタイブレークに突入した。

マイクシャクに序盤で2本のミニブレークを奪われた錦織だが、すぐに2本取り返す。しかし接戦の末に6(6)-7で第2セットも落とし、後が無くなってしまった。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第3セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」1回戦での錦織圭

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)