2019年1月14日和歌山G3(最終日)和歌山グランプリ【12R=S級決勝】1/三谷竜生(SS・奈良101期)2/中川誠一郎(S1・熊本85期)3/岩津裕介(S1・岡山87期)4/池田憲昭(S1・香川90期)5/椎木尾拓哉(S1・和歌山93…

2019年1月14日
和歌山G3(最終日)和歌山グランプリ

【12R=S級決勝】


1/三谷竜生(SS・奈良101期)
2/中川誠一郎(S1・熊本85期)
3/岩津裕介(S1・岡山87期)
4/池田憲昭(S1・香川90期)
5/椎木尾拓哉(S1・和歌山93期)
6/小川勇介(S1・福岡90期)
7/小川真太郎(S1・徳島107期)
8/簗田一輝(S1・静岡107期)
9/東口善朋(S1・和歌山85期)


近畿ラインが正攻法の前受けで、159・8・26・743の並びとなる。


青板で後団から小川真が2車を引き連れて上昇。


近畿ラインを抑えて、赤板に突入する。


そこから大きな動きはなく、743・159・8・26の一本棒で打鐘。


最終周回、車間を切っていた三谷が一気にスパート。


しかし、小川真も簡単に主導権を譲らず。


最終第2コーナー、内を突いた三谷を牽制した岩津の動きで、小川真の後ろは池田も含めて3車並走。


最終BS、内の岩津と外の池田に挟まれ、三谷は突っ込めず。
三谷についていた椎木尾と東口は切り替えて中・四国ラインを猛追。
さらに自慢のスピードで後方から中川が飛び込んでくる。


この激しいデッドヒートを制したのはレースの主導権を握って、レースを組み立てた小川真の番手・池田だった。
直線で抜け出して、嬉しい記念競輪初Vを決めた。
2着は東口、3着は椎木尾と、地元の和歌山勢が続いた。



優勝/池田憲昭(S1・香川90期)
自分が優勝を獲ったと言うよりは、前の小川(真太郎)と後ろについてくれた岩津さんのおかげ。
無我夢中やったので、後ろのことはあまり気にしていなかった。
中川さんが最後方からいつくるんかな?くらい。
最終2角で並走になったけど、そこは冷静に、勝負所で踏み込めた。
今の競輪はタテ脚もないとシンドイので、日頃の練習から意識している。
年齢も年齢なので、やっぱり、チャンスがある時に記念を獲りたいとは思っていた。
小川はまだ20代やから、これからもたくさんチャンスあるでしょ(笑)。
自分は今年の目標とかはないんですよね(苦笑)。
F1であっても、グレードレースでも一つ、一つを勝ちたいという気持ちだけ。
せやけど、地元の高松記念に向けては仕上げている。
少し間が空くんで追加があると嬉しいんですけど。
やっぱり、レースだと脚の入り方が違うし、アドレナリンも出るんでね。
これはどんなに練習しても無理なんで。
ということで、地元記念までの追加を待っています(笑)。



【6R=S級企画レース・ブロックセブン】


1/稲垣裕之(S1・京都86期)
2/内藤秀久(S1・神奈川89期)
3/小玉拓真(S2・岡山98期)
4/川口満宏(S2・東京58期)
5/早坂秀悟(S1・宮城90期)
6/樫山恭柄(S2・福岡92期)
7/伊藤正樹(S2・愛知71期)


一番人気を背負った稲垣が号砲から飛び出し、17・6・524・3で隊列は整う。


赤板で早坂が上がり、稲垣にフタをする形に。


そして、早坂が主導権を奪ったところで打鐘となる。


残り1周回、早坂がスパートをかける。



それを引いた形となりつつも、4番手の好位置をキープした稲垣が追う。


最終第2コーナーを過ぎ、稲垣が満を持して捲りを放つ。
第2センターで稲垣が早坂を飲み込む。
だが、早坂の後ろについていた内藤が伊藤を捌き、直線で追い込む。


それでも、稲垣が押し切って1着。
2着に内藤、3着は内藤マークの川口となった。



1着/稲垣裕之(S1・京都86期)
7車立ては初めてやったんですけどね、いつも通りに走ろうと臨んだ。
早坂君はさすがで、その7車立てでも自分のタイミングでちゃんと仕掛けてきた。
僕は4番手の位置をキッチリ取ったんで、シッカリ捲ることができましたね。
内藤君の脚も怖かったんですけど、地元地区(近畿)で人気も背負っていたんでね。
昨年はホンマに不本意な成績で終わってしまって悔しさしかない。
今はもう1度、グランプリに乗るんだという強い気持ち。
そのためには一戦、一戦を大切に走るだけです。