■「ATP250 シドニー」(オーストラリア・シドニー/1月6~12日/ハードコート)男子シングルス決勝、第5シードで世界29位のアレックス・デミノー(オーストラリア)が自身初のツアー優勝を果…

■「ATP250 シドニー」(オーストラリア・シドニー/1月6~12日/ハードコート)

男子シングルス決勝、第5シードで世界29位のアレックス・デミノー(オーストラリア)が自身初のツアー優勝を果たした。地元期待の19歳は、第8シードの世界37位アンドレアス・セッピ(イタリア)に、第1セット先にブレークを許すも逆転。接戦を7-5、7-6(5)でものにした。

前年2018年の「ATP250 シドニー」では決勝で敗れたデミノーだったが、見事その雪辱を果たし地元でのツアー初優勝。また、ATP公式サイトによると今回19歳での優勝は、同じオーストラリアのスター、レイトン・ヒューイット(オーストラリア)以来の若さ。

デミノーは「間違いなく特別なことです。ここホームで優勝することができて、とても嬉しいです。思わず笑顔になります」と喜びを語った。

■「ATP250 オークランド」(ニュージーランド・オークランド/1月7~12日/ハードコート)

男子ダブルス決勝。マクラクラン勉(日本)/ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)が、このペアとして2個目・2019年シーズン最初のタイトルを獲得した。

準決勝では第1シードのオリバー・マラック(オーストリア)/マテ・パビッチ(クロアチア)を破り、迎えた決勝。第3シードのレイブン・クラーセン(南アフリカ)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)に6-3、6-4のストレートで勝利し、見事タイトルを手にした。

ATP公式サイトによると、マクラクラン勉はかつてこの大会でボールボーイをしていたという。そこから成長し、優勝したマクラクラン勉は「ちょっと信じられないです。この大会は子どもの頃から観ていたので。ボールボーイになったことも素晴らしい経験でした」「夢が叶いました」と想いを語った。

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【1月12日 主な試合結果】

◆「ATP250 シドニー」

男子シングルス決勝

〇[5]アレックス・デミノー(オーストラリア)7-5、7-6(5) ●[8]アンドレアス・セッピ(イタリア)

男子ダブルス決勝

〇[2]ジェイミー・マレー(イギリス)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)6-4、6-3 ●[1]フアン セバスチャン・カバル(コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア)

◆「ATP250 オークランド」

男子シングルス決勝

〇テニス・サングレン(アメリカ)6-4、6-2 ●[WC]キャメロン・ノリー(イギリス)

男子ダブルス決勝

〇マクラクラン勉(日本)/ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)6-3、6-4 ●[3]レイブン・クラーセン(南アフリカ)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)

◆「シドニー国際」(オーストラリア・シドニー/1月7~12日/ハードコート)

女子シングルス決勝

〇[5]ペトラ・クビトバ(チェコ)1-6、7-5、7-6(3) ●アシュリー・バーティ(オーストラリア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 シドニー」で優勝したデミノー

(Photo by Jason McCawley/Getty Images)