Jリーグに所属する清水エスパルスを運営するエスパルスは、日本IBMの支援により、ファン・サービスの向上やクラブ運営の強化を目的としたスポーツビジネスプラットフォームを構築し、運営を開始した。清水エスパルスは、スポーツビジネスプラットフォーム…

Jリーグに所属する清水エスパルスを運営するエスパルスは、日本IBMの支援により、ファン・サービスの向上やクラブ運営の強化を目的としたスポーツビジネスプラットフォームを構築し、運営を開始した。

清水エスパルスは、スポーツビジネスプラットフォームの構築を進め、スタジアムでのファン・サービス向上の第一弾の実施を予定。座席にいながらスマートフォンアプリから飲食類を注文し、キャッシュレスで決済を行えるシステムを導入する。座席から事前に注文できるため、混雑した列に長時間並ぶ必要がなく、利便性の向上が期待できる。

また、スポーツプラットフォームを支えるデータ基盤として、顧客データベースと販売管理システムを統合。多様なAPI連携が可能なシームレスなシステム基盤を構築し、CRMシステム、マーケティング分析システムなどと連携を行う。これにより、ファンの要望や行動に、スピーディかつきめ細かく対応したサービスを開始できる。

その他、オープンイノベーションブログラム「SHIMIZU S-PULSE INNOVATION Lab.」で製作したスタジアムベッティングやUGC(User Generated Contents) といったサービスも順次展開する予定だ。