1月14日から開催される「全豪オープン」での会見で、今シーズン限りでの引退を発表した元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)。そんなマレーに向けて様々な選手が、引退を惜しむコメントやこれまでの…

1月14日から開催される「全豪オープン」での会見で、今シーズン限りでの引退を発表した元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)。そんなマレーに向けて様々な選手が、引退を惜しむコメントやこれまでの栄光を称えるコメントを贈った。

ESPNによると、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は「私たちは同い年、同じ世代だからとてもショックだ」「私たちは世界中でいくつかの素晴らしい試合をしてきた。彼にとって最後の全豪オープンでのプレーとなることは少し悲しいが、幸運を祈っています。彼は素晴らしいチャンピオンだ」とマレーへの想いを語った。

ラファエル・ナダル(スペイン)は自身のTwitterで「長年の功績おめでとう。いつも、君との対戦は素晴らしいものだった」とコメント。

また、オフを一緒に過ごすなどマレーと親しいニック・キリオス(オーストラリア)は、自身のInstagramに長文のメッセージを投稿。

「アンディ、あなたは大抵私をお調子者だと思っているのは知っています。しかし、せめて今回は古い友人として最後まで聞いてください」と前置きし、「僕がツアーに出ると、すぐにあなたは僕を可愛がってくれた」「僕はあなたの弟同然だった」など熱い想いをつづっている。

そして、男子で唯一2度の年間グランドスラムを達成したロッド・レーバー(オーストラリア)は自身のTwitterで「彼は私がこの上なく称賛している、素晴らしいチャンピオンだ」「私はあなたに拍手を送るとともに、今後の幸運を祈っています」とマレーを称賛。

一方、自身も怪我に苦しみ、一時は引退も考えたというフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は、次のようにマレーを引き留めている。「アンディ、会見を見たよ。お願いだから挑戦をやめないで、闘い続けてほしい。君の苦しみや悲しみはわかる。でもきっと乗り越えられるはずだ。みんな君が大好きなんだ」

そのほかにも、同胞のカイル・エドマンド(イギリス)、2019年シーズン途中での引退を表明しているダビド・フェレール(スペイン)、次世代No.1候補筆頭格のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)らが自身のSNSでマレーへのメッセージを投稿している。

今回が最後の「全豪オープン」となる予定のマレー。その勇姿を目に焼き付けておきたい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は現役引退を発表したマレー

(Photo by Scott Barbour/Getty Images)