シーズン初めのグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、錦織圭(日本/日清食品)は予選勝者で世界176位のカミル・マ…

シーズン初めのグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、錦織圭(日本/日清食品)は予選勝者で世界176位のカミル・マイクシャク(ポーランド)と対戦することが決まった。

22歳のマイクシャクは、予選を勝ち上がり初のグランドスラム本戦出場を決めた。予選では3試合でストレート勝利を挙げている。また、錦織とマイクシャクは今回が初めての対戦となる。

一方、第8シードで出場の錦織は「全豪オープン」へ過去8回出場。2018年は故障により欠場していたため、2年ぶりの出場となる。最高成績は、2012年、2015年、2016年に残したベスト8となっている。

ランキング通り勝ち上がれば、錦織は2回戦で世界69位のイボ・カルロビッチ(クロアチア)と対戦の可能性。また、準々決勝では第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と当たる可能性がある。

2019年開幕戦「ATP250 ブリスベン」で見事優勝を飾った錦織。これまでのキャリアで初めてシーズン開幕戦で優勝となり「全豪オープン」でも活躍に期待が高まる。グランドスラム初タイトル獲得に向け、まずは初戦で好プレーを見せ勝ち上がることに期待したい。

また他の日本人男子では、1回戦で世界75位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界63位のテニス・サングレン(アメリカ)と、世界78位のダニエル太郎(日本/エイブル)は世界145位のタナシ・コキナキス(オーストラリア)と対戦。

予選を勝ち上がり、本戦に3年ぶり5度目の出場を決めた世界151位の伊藤竜馬(日本/北日本物産)は、同じく予選勝者の世界190位 ダニエル・エバンズ(イギリス)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 ブリスベン」での錦織圭

(Photo by Bradley Kanaris/Getty Images)