アンディ・マレー(イギリス)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)が10日、「全豪オープン」に向けての準備の一環で、練習試合で対戦した。練習とはいえ、BIG4と共に呼ばれた2人が再びネットを挟み対…

アンディ・マレー(イギリス)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)が10日、「全豪オープン」に向けての準備の一環で、練習試合で対戦した。練習とはいえ、BIG4と共に呼ばれた2人が再びネットを挟み対峙することになり大きな注目を集めた。

マレーは元世界ランキング1位で現在は怪我の影響もあり230位となっている。昨年は6大会に出場し、「ATP500 ワシントンD.C.」と「ATP250 深セン」では準々決勝に進出した一方で、10月以降には再びツアーを離れていた。

一方で、ジョコビッチは昨年、世界1位へ返り咲いたほか、ゴールデン・マスターズを達成するなど目を見張る成績を収めており、マレーとは対照的なシーズンを過ごした。

大会運営によれば、マレーとジョコビッチの練習試合は「全豪オープン」の会場にもなるマーガレット・コート・アリーナで行われ、その様子も公開された。

大会公式のTwitterによれば、ジョコビッチとマレーの練習試合の前には多くの観衆が集まり、現地でも関心を集めた様子だ。

両選手の練習試合については、ジョコビッチが6-1、4-1でマレーに勝利しており、ランキング1位の実力を見せつけた。

マレーは「全豪オープン」にはプロテクトランキングで出場する予定で、ノーシードでの出場となる見通しだ。

直近では同選手は「ATP250 ブリスベン」で2回戦に進出。後にファイナリストになるダニール・メドベージェフ(ロシア)に敗退したものの、公式戦でのプレーを見せた。「全豪オープン」でも活躍することを期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」会場で練習試合に臨むマレーとジョコビッチ

(Photo by Michael Dodge/Getty Images)