「ATP250 シドニー」(オーストラリア・シドニー/1月6~12日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で予選勝者で世界75位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、第3シードで世界…

「ATP250 シドニー」(オーストラリア・シドニー/1月6~12日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で予選勝者で世界75位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、第3シードで世界19位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。1-6、6-3、6(1)-7で西岡が惜しくも敗れ、準決勝進出はならなかった。試合時間は1時間48分。

ベスト4入りをかけて両者は初対戦に臨んだ。西岡、シュワルツマンは共に身長170cmで、小柄な選手同士の対決となった。

第1セット、西岡は第2、第4ゲームでブレークを許してしまい早々に追い詰められる。それでも、西岡のゲームカウント0-5で迎えた第6ゲーム、デュースにもつれ込むも1ゲームはしのいだ。西岡はリターンのミスも多く、第1セットではわずか10ポイントしか奪えなかった。

続く第2セット、先ほどとは打って変わって第2ゲームで西岡はブレークを奪いゲームカウント2-0に。調子を上げる西岡はしっかりと打ち合い、お互いキープが続く。そして西岡の5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・セット。盤石のプレーでキープし、第2セットを奪い返した。

そして、勝負の第3セット。西岡は第1ゲームでいきなりブレークを奪うも、直後の第2ゲームでブレークバックされてしまう。その後、激しいラリーが続くがお互い譲らずキープを重ねる。西岡のセットカウント5-6で迎えた第12ゲームでは、マッチポイントを握られるも粘る西岡はブレークを許さず。タイブレークで決着をつけることとなった。

しかしタイブレークでは序盤からリードを広げられた西岡。その後ポイントを重ねることはできず、6(1)-7で第3セットを奪われ、惜しくも準決勝進出はならなかった。

勝利したシュワルツマンは、準決勝で第8シードのアンドレアス・セッピ(イタリア)と対戦する。セッピは準々決勝で第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を破っての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 シドニー」での西岡

(Photo by Brook Mitchell/Getty Images)