現在世界ランキング2位のラファエル・ナダル(スペイン)。2019年1月7日にオーストラリアで開催されたエキシビションマッチ「FAST4ショウダウン」でプレーし、14日から開催される「全豪オープン」に向けてコメントした。2018年、ナダルは「…

現在世界ランキング2位のラファエル・ナダル(スペイン)。2019年1月7日にオーストラリアで開催されたエキシビションマッチ「FAST4ショウダウン」でプレーし、14日から開催される「全豪オープン」に向けてコメントした。

2018年、ナダルは「全仏オープン」を含め5個のタイトルを獲得。しかし、シーズン後半には膝や腹筋の怪我により「全米オープン」以降、相次いで大会を欠場していた。

そんなナダルは、12月28日にアラブ首長国連邦のアブダビで行われたエキシビションマッチ「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」に出場。約4ヵ月ぶりに実戦復帰するも、2019年シーズン開幕戦「ATP250 ブリスベン」は左大腿の負傷により欠場した。

「FAST4ショウダウン」では、時折プレーの合間に笑顔を見せていたナダル。オーストラリア大手メディアが運営する「news.com.au」によると、身体の状態について「まったく痛みを感じなかった」と話し、「アブダビやブリスベンの大会で十分プレーするチャンスがあればより良かっただろう。しかし、最も重要なことはボールを打った感触が良いことだ」と好調であることを示唆した。

また「(全豪オープンまで)1週間あり、今は健康だ。丸々1週間メルボルンで練習することができる」「たとえそれが練習コートだとしても、私にとって大きな助けになるだろう」と話したナダル。万全の状態で「全豪オープン」に臨むことを期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「FAST4ショウダウン」でのナダル

(Photo by Speed Media/Icon Sportswire via Getty Images)