「あまりにも3ポイントシュートが多い」1月5日のウォリアーズ対キングス戦は、ウォリアーズが21本、キングスが20本の3ポイントシュートを成功させ、両チーム合わせてNBA記録となる41本の3ポイントシュート成功数を記録した。その試合後、ケビン…

「あまりにも3ポイントシュートが多い」

1月5日のウォリアーズ対キングス戦は、ウォリアーズが21本、キングスが20本の3ポイントシュートを成功させ、両チーム合わせてNBA記録となる41本の3ポイントシュート成功数を記録した。その試合後、ケビン・デュラントが、アウトサイドシュートが主流の現代のトレンドについて言及した。

「このペースは速い。自分は、3ポイントラインの内側でのプレーもしたい。でも、この流れに対応しないといけない。多くの選手が対応していて、それぞれのプレーの形を変えたと思う。でもね、今の状態が長続きするとは思えない」と語ったデュラントは、その理由を、次のように説明した。

「あまりにも3ポイントシュートが多い。今のスタイルは、スピードが増すスタイル。行き詰まると思うけれど、多くの選手が今の時代に対応している。ファンにとっては見ていて楽しいだろうし、自分たちにとっても楽しい時もある。でも、見る側も大変だし、このスタイルのチームとの対戦も大変。ただ、自分たちは、こういうプレーをするために契約している」

彼の指摘は、正しいのかもしれない。ウォリアーズ対キングスのように、両チームの3ポイントシュート成功率が高ければ試合として成立するだろうが、単にアウトサイドからシュートを放るだけの単調な試合になれば、面白みは半減してしまう。だが、このトレンドをリーグにもたらした張本人とも言えるウォリアーズの主力に言われても、なかなか賛同は得られないだろう。

どんな意図があるにせよ、今シーズン終了後にフリーエージェントになるデュラントが言った以上、去就問題と絡めて報じられることは、避けられそうにない。