6日、「ATP250 ブリスベン」「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)の大会6日目。男子シングルス決勝、男子ダブルス決勝、女子シングルス決勝が行われた。男子シングルス決勝、今大会第2シードで…

6日、「ATP250 ブリスベン」「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)の大会6日目。男子シングルス決勝、男子ダブルス決勝、女子シングルス決勝が行われた。男子シングルス決勝、今大会第2シードで世界9位(ランキングは2018年12月31日付け)の錦織圭(日本/日清食品)が約3年ぶりの優勝を果たした。錦織は決勝で、第4シードの世界16位ダニール・メドベージェフ(ロシア)を6-4、3-6、6-2のフルセットで撃破。2018年10月「楽天ジャパンオープン」決勝の借りを返した。

決勝での連敗を9で止め、通算タイトル獲得数を12に伸ばした錦織。優勝セレモニーで「とても嬉しいです。この大会は7回目か8回目だと思います。やっとここでタイトルが取れました。応援してくれてありがとうございます」と喜びを表した。

そして、試合後のインタビューでは「シーズンを優勝で始めるのは初めてなので、とても良い準備ができて(全豪オープンの開催地)メルボルンに向かえると思います」「今週みたいなプレーをしっかりできれば上まで行けるチャンスはあると思います。このテニスを意識して、自信を持ってやりたいです」と「全豪オープン」への感触を話した。

女子シングルス決勝は、第5シードで世界8位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が優勝。プリスコバは決勝で、世界27位レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)に4-6、7-5、6-2で逆転勝利してのタイトルだ。

元世界1位でもあるプリスコバ。2018年9月決勝で大坂なおみ(日本/日清食品)を破った「東レ パン・パシフィック・オープン」以来の優勝で、自身12個目のツアータイトル獲得を果たした。

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【1月6日 主な試合結果】

◆男子シングルス

決勝

〇[2]錦織圭(日本/日清食品)6-4、3-6、6-2 ●[4]ダニール・メドベージェフ(ロシア)

◆男子ダブルス

決勝

〇マーカス・ダニエル(ニュージーランド)/ヴェスレイ・クールホフ(オランダ)6-4、7-6(6) ●[4]ラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)

◆女子シングルス

決勝

〇[5]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)4-6、7-5、6-2 ●レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 ブリスベン」での錦織

(Photo by Bradley Kanaris/Getty Images)