「ATP250 ブリスベン」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で第2シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界40位ジェレミー・シャルディ(フランス)と対戦。6-2、6-2のス…

「ATP250 ブリスベン」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で第2シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界40位ジェレミー・シャルディ(フランス)と対戦。6-2、6-2のストレートで勝利し、同大会2年ぶりの決勝進出を果たした。

勝利した錦織は、この後に行われるダニール・メドベージェフ(ロシア)とジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)の勝者と決勝で対戦する。

第2セットもシャルディのサービスゲームから。第1セットを6-2で圧倒した錦織は第2ゲームでこの試合初となるブレークポイントを握られた。しかし、このピンチにも落ち着いている錦織は、2本のブレークポイントをしのいでキープした。

錦織は第5ゲームで2本のブレークポイントを握ると、ラリーの末にブレークして第2セットも先行した。そして第6ゲームをラブゲームでキープすると続く第7ゲームでも0-40と一気にブレークチャンスをつかみ、最後はリターンエースを決めてゲームカウント5-2と突き放した。

そしてサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームでも錦織は好調さを保ってシャルディを圧倒。6-2で第2セットを連取して勝利を決めた。

決勝では2016年2月の「メンフィス・オープン」以来、約3年ぶりの優勝を飾ることができるか期待される。

(テニスデイリー編集部)

※「ATP250 ブリスベン」準決勝での錦織圭

(Photo by Bradley Kanaris/Getty Images)