7月15日から17日にかけて、各国で開催されるデビスカップ・ワールドグループ準々決勝。「イタリア対アルゼンチン」は、イタリア・ペサロのクレーコートで行われる。 木曜日に行われたドロー抽選の結果、初日のシングルス第1試合は、イタリアがアン…
7月15日から17日にかけて、各国で開催されるデビスカップ・ワールドグループ準々決勝。
「イタリア対アルゼンチン」は、イタリア・ペサロのクレーコートで行われる。
木曜日に行われたドロー抽選の結果、初日のシングルス第1試合は、イタリアがアンドレアス・セッピ(52位)、アルゼンチンがフェデリコ・デルボニス(40位)、続いて第2試合では、イタリアがファビオ・フォニーニ(36位)、アルゼンチンがフアン・モナコ(94位)が対戦することになった。
2日目、土曜日のダブルスでは、イタリアがマルコ・チェッキナート(ダブルス170位)とパオロ・ロレンツィ(同167位)のペア、そしてアルゼンチンが元トップ10選手のフアン マルティン・デル ポトロ(同349位)とギド・ペラ(305位)のペアとなった。日曜日は初日のリバースシングルス(相手を入れ替えたシングルス)が行われる。
3度の手首の手術によりプレーが制限されてきたデル ポトロだが、2年半ぶりのグランドスラムとなったウィンブルドンで3回戦まで勝ち進むことができた。2回戦で世界5位のスタン・ワウリンカ(スイス)を破り、大舞台へカムバックしたばかりだ。
デル ポトロのデ杯デビューは2007年のワールドグループ1回戦で、以来2014年同グループ準決勝までにシングルスで12勝4敗の成績を収めてきた。ダブルスをプレーするのは初となる。
デル ポトロとペアを組むペラもダブルスは初出場で、彼は1回戦の対ポーランド戦でデ杯デビューを飾り、シングルスで初勝利を挙げた。
イタリアは、1回戦でスイスを破った同じペサロのクレーコートに、今度はアルゼンチンを迎え撃つ。これまでホームの開催は6連勝中だ。
イタリアを率いるフォニーニは、彼の古いダブルスパートナーでもあるモナコとシングルスを戦うことになった。
デル ポトロとペラのペアと対戦するチェッキナートとロレンツィのペアは、これまでデ杯のダブルスをプレーしたことがない。
この対戦の勝者は、9月に行われる準決勝で「イギリス対セルビア」の勝者と対戦する。
過去の両国の対戦成績は1勝1敗。最初の対戦は1983年ワールドグループ準々決勝で、5勝0敗でイタリア、最後の対戦は2014年ワールドグループ1回戦で、3勝1敗でアルゼンチンが勝っている。(C)AP(テニスマガジン)