「ATP250 ブリスベン」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス準々決勝で第2シードの錦織圭(日本/日清食品)が第6シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。第1セット…

「ATP250 ブリスベン」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス準々決勝で第2シードの錦織圭(日本/日清食品)が第6シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。第1セットは7-5で錦織が先取した。

両者は過去に5回対戦しており、錦織が4勝1敗と大きく勝ち越している。唯一の黒星を記録したのは2017年の同大会決勝で、そのときは2-6、6-2、3-6のフルセットの末に敗れている。2017年の夏から約一年間トップ10入りを果たしていたディミトロフは、現在世界19位で、一方の錦織は現在世界9位。シード勢との今季初対決を制してベスト4進出を果たせるのか、期待がかかる。

第1セットはディミトロフのサービスゲームから。お互いにラブゲームキープで幕を開けた。ディミトロフが鋭いサーブを決めてなかなか隙を見せないが、錦織も積極的に前に出るなどして対抗する。

お互いにキープが続き迎えた第9ゲーム。ディミトロフが錦織のロブを返しそびれ、この試合初めてデュースにもつれ込んだ。しかしここでもブレークすることはできず、ゲームカウントは4-5となった。

そして第11ゲームで錦織に15-40と2本のブレークチャンスが訪れる。いずれもラリーの末にしのがれてしまい、デュースに持ち込まれてしまう。しかし再びアドバンテージを奪った錦織がついにブレークを果たし、ゲームカウント6-5とした。

続く第12ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・セットに。ここをしっかりキープした錦織が7-5で第1セットを先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 ブリスベン」での錦織圭

(Photo by TPN/Getty Images)