「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)の大会4日目、女子シングルス準々決勝で第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第8シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)と対戦。3-6、6-0、6…

「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)の大会4日目、女子シングルス準々決勝で第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第8シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)と対戦。3-6、6-0、6-4で大坂が逆転勝利を果たし、準決勝進出を決めた。

勝利した大坂は、この後に行われるレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)とアネット・コンタベイト(エストニア)の勝者と準決勝で対戦する。

第1セットとはうって変わって第2セットを6-0で奪った大坂。決着を付ける第3セットはセバストワのサービスゲームからスタート。第2セットから続けてブレークでのスタートとはいかなかったが、第2ゲームをラブゲームでキープすると第3ゲームをラブゲームでブレークし、好調を維持した。

そこからはお互いにキープの展開となったが、第8ゲームで大坂のバックハンドがネットにかかって30-40となり、このセットで初のピンチを迎えた。ここで大坂が見事なエースを決めてしのぐと、デュースの末にキープして難を逃れる。

そしてゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームが大坂のサービング・フォー・ザ・マッチとなった。徐々に調子を取り戻してきたセバストワを抑え、大坂がこのゲームをキープして6-4で第3セットを取り、逆転勝利を決めた。

第1セットを落としても、これまでのように気落ちせずに余裕をもった笑顔で戦い抜いた大坂。2019年も快進撃に期待がかかる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ブリスベン国際」での大坂なおみ

(Photo by Chris Hyde/Getty Images)