2019年シーズン開幕戦として、現在オーストラリアで行われている「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)。3日、この大会のセンターコートで行われる予定の5試合中4試合に、日本人が登場予定という日…

2019年シーズン開幕戦として、現在オーストラリアで行われている「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)。3日、この大会のセンターコートで行われる予定の5試合中4試合に、日本人が登場予定という日本テニス界にとって嬉しい事態が起きている。

日本時間10時頃に行われる第1試合には、世界77位のダニエル太郎(日本/エイブル)が登場。ダニエルは予選で敗退していたが、元々出場予定だった第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が欠場を発表したため、ラッキールーザーとして代わりに本戦に出場し、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)と2回戦を戦う。

続く12時頃に開始予定の第2試合、男子シングルス準々決勝に出場するのは、世界185位の内山靖崇(日本/北日本物産)。内山は予選から勝ち上がっての本選出場で、2回戦では世界14位で第3シードのカイル・エドマンド(イギリス)を破る金星を挙げている。

さらに14時頃に開始予定の第3試合には、世界5位で第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が、第8シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)と女子シングルス準々決勝を戦う。

そこから少し時間をあけた18時頃に開始予定の第4試合では、世界9位で第2シードの錦織圭(日本/日清食品)が、第6シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と男子シングルス準々決勝を戦う予定だ。

出場すること、さらに1勝を挙げることさえ難しい海外のツアーレベルの大会。それに4人もの日本人がシングルスで同じ日に、それもセンターコートに登場するのは、日本テニス界にとって快挙。

またセンターコートに次ぐ位置づけのショーコート1にも、穂積絵莉(日本/日本住宅ローン株式会社)がポーランドの選手とともに、女子ダブルス準々決勝を戦う予定だ。

日本のテニスファンにとって嬉しい日となった正月三が日最後の日。結果にも期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年の「全米オープン」での錦織

(Photo by Elsa/Getty Images)