オフシーズンに都内で行われたウイルソンのイベント[Kei-Impact]の模様が、ウイルソンテニスジャパンの公式YouTubeで公開されている。そのなかで錦織圭(日本/日清食品)が試合や心構えなどについて語った。「錦織選手が他の世界の選手に…

オフシーズンに都内で行われたウイルソンのイベント[Kei-Impact]の模様が、ウイルソンテニスジャパンの公式YouTubeで公開されている。そのなかで錦織圭(日本/日清食品)が試合や心構えなどについて語った。

「錦織選手が他の世界の選手に比べて優れていると感じているところはどこですか?」という質問に対しては「アジア人の特徴というか、大きい選手が少ないので、他の選手より一番優れているものは脚でどれだけコート上をカバーして、ボールを諦めないことだったり、前に行く速さだったりというのは、特に身長が高い選手よりはあるのかなと思います」と答えた。

また、「試合中にうまくいかない時に、どのように気持ちを切り替えていますか?」という質問には「うまくいかない日というのはフェデラーでもジョコビッチでもあると思うので、諦めずにチャレンジしていくことは大切かなと思います」と大切な心構えを子どもたちに語った。

そして「初めからゲームプランをいくつか用意しているのか、試合中に見つけ出しているのか?」という質問には「両方あるかな。僕らの場合は、ほぼみんなのプレースタイルを知っているから、こういうプレーでいくっていうのは基本的にコーチと考えて。相手によってプレースタイルを若干変えることはあるけども、基本的には自分のテニスを心がけているから、変えるってわけではないけども」と答えた。そして「あと、試合中に相手のクセを見つけることもあるし、特にジュニアの頃は知らない選手と戦うことが多いから、弱点を見つけることもテニスの醍醐味というか。一対一で戦うことだから、頭も使いながらプレーすると良いと思います」と、自身のことを踏まえてジュニアに向けてのアドバイスも送った。

他にも自身の練習に対する内容や、ジュニアの海外留学についてなども語った様子が動画で公開されている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 ブリスベン」で会見したときの錦織

(Photo by TPN/Getty Images)