○川崎93 – 67三河●川崎ブレイブサンダースとシーホース三河のリーグ屈指の好カード。ハイスコアゲームとなった前日のGame1を制し、アウェーでの連敗を8で止めた三河。三河は好調をキープして勢いに乗りたいGame2だったが、前日の雪辱を期…

○川崎93 – 67三河●

川崎ブレイブサンダースとシーホース三河のリーグ屈指の好カード。

ハイスコアゲームとなった前日のGame1を制し、アウェーでの連敗を8で止めた三河。

三河は好調をキープして勢いに乗りたいGame2だったが、前日の雪辱を期する川崎の強度の高いディフェンスに苦戦して得点が伸ばせず、2018年最終ゲームを白星で飾ることはできなかった。川崎と三河は今季4試合対戦し、2勝2敗で星を分け合った。

 

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1Q 川崎25–17三河

 

互角の立ち上がりも、徐々に川崎ペースに

スターティング5は、#3ミークス、#12西川、#14金丸、#32桜木、#46生原。

2018年を勝利で締めくくりたい両者は立ち上がりからエナジー全開でぶつかり合う。#32桜木のポストプレー、#14金丸が1on1からのジャンプシュート、#12西川の3Pシュートと良好なシュートタッチで得点を重ねるが、川崎も#7篠山、#22ファジーカス、#21マクリンが開始からの5分間100%の確率でシュートを決めて15-7とリードを奪われる。#12西川のフリースロー、#32桜木のリバウンドなどで追走するが、川崎#21マクリン、#22ファジーカスのインサイドアタックで主導権を握られ、川崎ペースで最初の10分を終える。

2Q 川崎46–32三河 (川崎21–15三河)

川崎のプレッシャーに苦しみ、 14点差で前半を終える

スタートは、#0サザランド、#3ミークス、#14金丸、#32桜木、#46生原。

#7篠山を中心にした川崎のアグレッシブな守備にリズムを崩され、開始からの5分間をフリースローの2点のみに封じられる。川崎は#7篠山の3Pシュート、#31エドワーズのダンクでリードを二桁に乗せ、さらに#22ファジーカスが6点を積み上げるが、#0サザランドの3Pシュートで一矢報いて36-22でオフィシャルタイムアウトを迎えた。
#0サザランドが1on1で積極的にアタックし、#32桜木、#3ミークスの得点で反撃に転じるも、川崎も攻勢を緩めず。14点のビハインドで試合を折り返す。

3Q 川崎70–43三河 (川崎24–11三河)

オフェンスが停滞し、大量リードを許す

スタートは、#0サザランド、#3ミークス、#12西川、#32桜木、#46生原。

インサイドを起点に攻撃を試みるが、リズムが単調になり得点のペースが上がらない。フリースローやイージーなシュートも決まらず重い雰囲気が続く。
川崎の機動力を使ったアーリーオフェンスにディフェンスも機能せず、さらに点差が開いてしまう。終盤には川崎#4青木に2連続で3Pシュートを決められ、27点差で最終Qを迎える。

4Q 川崎93–67三河 (川崎23–24三河)

サザランド、ミークスが追撃。岡田、熊谷もアグレッシブにプレー

スタートは、#0サザランド、#3ミークス、#4狩俣、#12西川、#30岡田。

#3ミークスのアシストで#0サザランドが連続得点、#0サザランドのパスを受けて#3ミークスがフックシュートを決めるなど、#3ミークスが12得点、#0サザランドが6得点を挙げ、最後まで川崎を追いかける。
残り4分、#30岡田が2連続で3Pシュートを射抜いて15点差に縮め、ドライブで果敢にリングに向かって#3ミークスのフリースローにつなげる。残り3分には#11熊谷をコートに送ると、スピードに乗ったドリブルでリングに向かう思い切りの良さを発揮。
しかし川崎は最後まで勢いを維持し、最終スコア川崎93–67三河で敗れた。

■ 鈴木 貴美一 ヘッドコーチ 試合後コメント

 今日は最初から川崎さんに振り回されているというか、相手のシュートタッチがみんな良くて、それに対してのディフェンスがあまり激しくできなかった。それによってどんどんアーリーオフェンスなどで攻められて我々のディフェンスがまったく機能しなかったです。点数がとれなかったなかでもっと我慢しなくてはいけなかったんですが、そこで激しいディフェンスができず足がなかったのでそれにつきると思います。#14金丸選手がアキレス腱に違和感があるということで、怪我をさせれないので後半出場させませんでした。

今日は川崎さんのシュートが、特に#22ファジーカス選手を中心として良く、インサイドの2人が思うように走ったり、リバウンドを取ったりジャンプショットなり好きなようにやられました。そこで我々が対応できなかった負けた最大の原因だと思います。切り替えて次を頑張ります。