怪我からの完全復活を目指す、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(イギリス)。マレーが復帰大会として予定している「ATP250 ブリスベン」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)のドローが発表され、1回戦は世…

怪我からの完全復活を目指す、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(イギリス)。マレーが復帰大会として予定している「ATP250 ブリスベン」(オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/ハードコート)のドローが発表され、1回戦は世界241位ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)との対戦が決まった。

マレーは2017年に「ウィンブルドン」の後、右臀部の怪我によりしばらくツアーを離脱。その後2018年6月に復帰したものの、9月の「ATP250 深セン」準々決勝で敗退後、少し足首に問題があるとして10月の「ATP500 北京」を欠場。そのまま2018年シーズンを終了していた。

現在は世界ランキングを256位まで落としているが、彼の完全復活は多くのファンから待ち望まれている。

そんなマレーはブリスベン入りした後、大坂なおみ(日本/日清食品)を誘い一緒に練習したようだ。Instagramに、大坂とのツーショット写真とともに「一緒に打ってくれて、ありがとう。君は30分で2球ほどしかミスしなかったと思う」と投稿。

一方の大坂も、自身のSNSアカウントに同じツーショット写真を投稿し「どうして一緒に練習させてくれたのか分からないけど、ありがとう」と感謝している。

オフシーズンには、ゆか体操のジムトレーニングも取り入れ、入念に新シーズンに向けた準備をしてきたマレー。2018年ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が完全復活を果たしたように、彼の全開プレーが再び観られることを願うファンは多いだろう。“テニス界のBIG4”最後の一人が再び上位に戻ってくるか、注目の新シーズンがもうすぐ始まる。

なお今大会には第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)をはじめ、第2シードに錦織圭(日本/日清食品)、第5シードにミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、ノーシードで西岡良仁(日本/ミキハウス)といった選手たちが出場を予定している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 ブリスベン」大会前練習時のマレー

(Photo by Chris Hyde/Getty Images)