2018年は右手首故障によるツアー離脱から復帰を果たし、シーズン終盤には1年2ヶ月ぶりに世界ランキングトップ10に返り咲いた錦織圭(日本/日清食品)。そんな錦織は今月14日に、拠点のフロリダで行われたWOWOWのインタビューのなかで、激動の…

2018年は右手首故障によるツアー離脱から復帰を果たし、シーズン終盤には1年2ヶ月ぶりに世界ランキングトップ10に返り咲いた錦織圭(日本/日清食品)。

そんな錦織は今月14日に、拠点のフロリダで行われたWOWOWのインタビューのなかで、激動の2018年を振り返った。

まず「錦織選手にとって2018年はどんな一年でしたか?」との質問に、「すごくいろんなことがあった一年で、初めは特に苦戦した半年間でしたし、それを乗り越えられた後半でした。いろんなことを経験できた一年だったのかなと思います」と錦織は話した。

続いて「乗り越えられたのは何が要因だったのでしょう?」と質問された錦織。「トップ10に戻りたい気持ちなど、テニスができる幸せも今年は多く感じました。今までずっと続けて前線でやってきた中で、ある意味いい休養も取れたので、またテニスが楽しくプレーできています」と、改めてプレーすることの幸せや楽しさを感じているようだ。

そして「ケガを乗り越えて、今年得たものはありますか?」と聞かれ、錦織は「難しい一年ではありましたが、ケガをしたことによって得られた強さだったり、サーブを変えるきっかけになったり、トレーニングも新たに取り組めたり、ケガのおかげで出会えたこともたくさんあったので、いいきっかけにできたと思います」と答えた。

自身の2018年を振り返り熱い思いを語ってくれた錦織、2019年シーズンは再びトップ10選手として挑むことになる。まずは、1月にオーストラリアで開催される「ブリスベン国際」での活躍に期待だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」での錦織

(Photo by Matt Roberts/Getty Images)