昨年大会で躍進した飛龍、今年もインパクト十分のバスケ高校バスケの日本一を決めるウインターカップが昨日開幕。1日目は女子1回戦の18試合、男子1回戦の6試合が行われた。アンダーカテゴリーの日本代表で活躍する野口さくらを擁する安城学園は前橋市立…

昨年大会で躍進した飛龍、今年もインパクト十分のバスケ

高校バスケの日本一を決めるウインターカップが昨日開幕。1日目は女子1回戦の18試合、男子1回戦の6試合が行われた。

アンダーカテゴリーの日本代表で活躍する野口さくらを擁する安城学園は前橋市立前橋に96-65と快勝。野口は18分半とプレータイムを制限されたにもかかわらず22得点。相手に警戒される状況で果敢なアタックから14本のフリースローを得て、うち9本成功で効率良く得点を伸ばした。

1回戦はチームの力の差がある試合が多いが、出雲北陵と文星芸術大学附属の試合は延長にもつれた。文星芸術大学附属はずっとビハインドを背負う展開から終盤に追い上げ、ラスト3秒からのトランジションでの3ポイントシュートを添野快時がねじ込んで同点に。その勢いで延長戦を制した。

昨年大会で台風の目となった飛龍は県立川内とのハイスコアリングゲームを制し、111-84で勝利。守備から攻めへの切り替えが速く、トップスピードで走りながら合わせのパスを連続で繋ぐ鮮やかなバスケットは今年も健在。ベスト8へと躍進した昨年と同様のインパクトが期待できる。

大会2日目の今日は女子2回戦の16試合、男子1回戦の12試合、大会を通じて最も多い計28試合が行われる。女子では桜花学園などシード校が登場。白熱した戦いが繰り広げられるはずだ。

23日の結果 女子1回戦
熊本国府101-80高岡第一
県立郡山商業72-51就実
宇都宮文星女子87-72県立佐賀北
高知中央96-81県立足羽
アレセイア湘南102-64県立岐阜商業
県立広島観音65-49柴田女子
浜松開誠館105-51一関学院
開志国際87-59県立韮崎
県立西原91-82東海大学付属諏訪
安城学園95-65前橋市立前橋
聖和学園93-59鳥取城北
山形市立商業73-61県立富岡東
昭和学院100-69県立湯沢翔北
昌平69-54和歌山信愛
県立徳山商工97-82鹿児島純心女子
奈良文化72-60土浦日本大学
尼崎市立尼崎92-61県立中津北
道立札幌東商業73-62県立小林

23日の結果 男子1回戦
高知中央90-80県立佐賀東
桜丘84-75県立広島皆実
延岡学園91-70県立一関工業
文星芸術大学附属83(OT)79出雲北陵
正智深谷100-66県立草津東
飛龍111-84県立川内