ドミニク・ティーム(オーストリア)が自身のInstagramで見事なトリックショットの動画を公開した。動画は高い位置のボールをスマッシュで返す練習をしているティームの様子からスタート。2球を普通に続けて返すが、次のショットが自身の手前に落ち…

ドミニク・ティーム(オーストリア)が自身のInstagramで見事なトリックショットの動画を公開した。

動画は高い位置のボールをスマッシュで返す練習をしているティームの様子からスタート。2球を普通に続けて返すが、次のショットが自身の手前に落ちてきてしまう。すると、ティームがボールを右足、左足を使ってサッカーのリフティングのように連続でバウンドさせ、最後は思い切りボレーで打ち返した。

このトリックショットを放ったティームは嬉しそうにカメラに向かって親指を立てて笑顔を見せた。また、動画には「1年の終わりにベストなトリックショットを録画できたよ」とサッカーボールとテニスラケットの絵文字を添えてコメントした。

今シーズンのティームは2月の「アルゼンチン・オープン」、5月の「ATP250 リヨン」、そして9月の「サンクトペテルブルク・オープン」と3つのタイトルを獲得している。

さらに5月の「ATP1000 マドリード」の準々決勝では当時、同一サーフェスでの連続セット取得数50、クレーコートでの連勝数21の記録を更新中のラファエル・ナダル(スペイン)をストレートで破るという快挙を成し遂げた。

ランキングは年初の5位から少しずつ下降。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、マリン・チリッチ(クロアチア)、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)に抜かれて年末には8位となってしまったが、十分な結果を残せた1年だったのではないだろうか。

クレーはもちろん、ハードコートでも活躍を見せたティームが、2019年シーズンでもどんな活躍を見せてくれるのか、期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マドリード」でのティーム

(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)