*写真:吉村和弘(愛知工業大学)/撮影:伊藤圭
                                                   
<2019世界卓球選手権ブタペスト大会(個人戦) 男女日本代表選手 1次選考会 2018年12月18日~20日>

20日、世界卓球選手権2019の日本代表選考会、男子の部が終了し、吉村和弘(12月度世界ランキング65位・22歳)=愛知工業大学=が平野友樹(同137位・26歳)=協和発酵キリン=を下し1位となった。

今回の代表1次選考会は今年の国内大会または国際大会で成績を残した20名が集い、10名ずつに別れて行われた総当たりのリーグ戦の後に順位決定戦を行った。

グループAでは、平野友樹が全勝をキープし1位となった。グループAはリオ五輪代表の吉村真晴(同28位・25歳)=名古屋ダイハツ=、松平健太(同41位・27歳)=木下グループ=などの実力者がひしめき合うリーグであったが、Tリーグでも好調な平野は接戦を勝ち抜いた。

グループBでは、吉村和弘が世界ジュニア準優勝の宇田幸矢(同94位・17歳)=JOCエリートアカデミー/大原学園=に敗北するも、その後は負けることなく1位でグループリーグを終えた。吉村と同じくTリーグ・岡山リベッツで活躍する上田仁(同32位・27歳)=岡山リベッツ=は9位、森薗政崇(同48位・23歳)=岡山リベッツ=は4位と振るわず。

そして、順位決定戦では、リーグA1位の平野友樹とリーグB1位の吉村和弘が首位の座を争った。吉村が2-1と王手をかけるも平野も得意のガッツと粘りを見せ、最終ゲームに。しかし最後は高い集中力を保った吉村が大差で勝利した。そして、その吉村を予選で下した宇田が健闘し、松平賢二(同295位・29歳)=協和発酵キリン=を破り堂々の3位となった。

吉村和弘は試合後、ラリーズ編集部のインタビューに対して、「予選リーグで一敗してしまったし、1試合1試合反省すべきとこはたくさんあります。それでも最後まで諦めないで自分のプレーに集中できたことは、自分を褒めるべきだと思います。ですが、目指してるところは予選の1位ではなく代表切符を手にし、世界選手権で活躍することなので満足していません。また気を引き締めて課題に取り組んでいきたいです」と世界選手権代表への意欲を見せた。

また、19日には現在11歳、全日本ホープスチャンピオンの松島が現大学生チャンプの及川を3-2で撃破し、大きな話題を呼んだ。松島は、松平賢二を2-0でスタートダッシュをかけて追い詰め、(試合は2-3で松島が敗北)専修大学の三部航平に対しても2-3のフルゲームを展開するなど張本智和を彷彿とさせる活躍を見せた。

日本代表は3月2日の最終選考会で決定する予定だ。今回の1次選考会の上位者に加えて、先日のグランドファイナルのシングルスに出場した選手が加わり、代表の座を争う。

世界卓球2019 1次代表選考会 男子の結果

男子最終順位

1位 吉村和弘(愛知工業大学)
2位 平野友樹(協和発酵キリン)
3位 宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)
4位 松平賢二(協和発酵キリン)
5位 戸上隼輔(野田学園高校)
6位 有延大夢(リコー)
7位 森薗政崇(岡山リベッツ)
8位 吉田雅己(岡山リベッツ)
9位 吉村真晴(名古屋ダイハツ)
10位 田中佑汰(愛工大名電高校)
11位 木造勇人(愛知工業大学)
12位 三部航平(専修大学)
13位 高見真己(愛知工業大学)
14位 及川瑞基(専修大学)
15位 松山祐季(愛知工業大学)
16位 松平健太(木下グループ)
17位 上田仁(岡山リベッツ)
18位 松島輝空(木下グループ)
19位 金光宏暢(大原学園)
20位 谷垣佑真(愛工大名電中学校)

文:ラリーズ編集部