2018年に最も怒りの感情を上手にコントロールした有名人、コントロールできずに失敗した有名人のアンケート「アンガーマネ…
2018年に最も怒りの感情を上手にコントロールした有名人、コントロールできずに失敗した有名人のアンケート「アンガーマネジメント大賞2018」が発表された。
・合わせて読みたい→
平成最後の新語・流行語大賞は? 過去34年分「半端ない!?」言葉がズラリ(https://cocokara-next.com/lifestyle/heisei-last-year-of-buzzwords-award/)
怒りの感情を上手にコントロールした有名人の1位は、女子テニス全米オープンのシングルスで優勝した大坂なおみ(21=日清食品)が選ばれた。決勝や表彰式で観客からブーイングを浴びたものの、怒りを表すことなく、逆に、元世界女王のセリーナ・ウィリアムズに対して感謝し、お辞儀をするなどした対応が評価された。
4大大会初制覇の快挙だけでなく、決勝での対応ぶりが人気爆発の引き金となった。逆に失敗した有名人1位は、大坂の対戦相手で、ラケット破壊、審判への暴言など悪態をついたS・ウィリアムズだった。
今年1番怒りを感じたニュース・出来事の1位には「日大アメフト部の悪質タックル」が選出された。この問題を皮切りにスポーツ界でパワハラ問題が続出し、2018年を象徴する出来事でもあった。
平成最後ということで、平成で最も上手に怒りの感情をコントロール・対応した有名人は、サッカーの「キング・カズ」こと三浦知良選手(51)。
15年、野球評論家の張本勲氏がテレビ番組で「もうお辞めなさい。若い選手に席を譲らないと」とコメントしたことに、三浦選手は「光栄です。激励だと思います」と穏やかに対応したことが評価の対象となった。逆に、平成で失敗した有名人は、国会議員の豊田真由子氏。平成で1番怒りを感じたニュースの1位には、東名高速の「あおり運転」が選ばれた。
「アンガーマネジメント」とは、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングのこと。日本アンガーマネジメント協会が全国の20代~70代までの男女363人を対象にアンケートした結果をまとめた。ランキング詳細は以下の通り。
「アンガーマネジメント大賞2018」(敬称略)
◆上手に怒りの感情をコントロール・対応したと思う有名人
1位 大坂なおみ(女子テニス) 152人
2位 宮川泰介(日本大学アメリカンフットボール部部員) 46人
3位 サッカーW杯日本代表 11人
3位 水卜麻美(女子アナウンサー) 11人
5位 西野亮廣(お笑い芸人:キングコング) 8人
5位 西野朗(元サッカー日本代表監督) 8人
◆怒りの感情をコントロールできずに、失敗してしまったと思う有名人
1位 セリーナ・ウィリアムズ(女子テニス) 100人
2位 山根明(日本ボクシング協会・元会長) 40人
3位 貴乃花光司(元貴乃花親方) 36人
4位 沢田研二(歌手) 35人
5位 今村岳司(元兵庫県西宮市長) 12人
◆今年1番怒りを感じたニュース・出来事
1位 日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題 75人
2位 東海道新幹線のぞみ殺人事件で殺人鬼に襲われて男性死亡 40人
3位 はれのひ(横浜振り袖レンタル業者)が夜逃げ、成人の日に連絡とれず 39人
4位 相次ぐロードレイジ(あおり運転)事件 37人
5位 LGBT議員(自民党・杉田水脈議員)「生産性がない」発言 27人
◆「平成で」上手に怒りの感情をコントロールし、対応した有名人
1位 三浦知良選手(サッカー) 118人
(15年、「喝」を入れることで有名なコメンテーターから事実上の引退勧告を受けるも、逆に「激励」と受け止めて現役続行)
2位 松山千春(歌手・俳優) 91人
(17年、遅延トラブルに見舞われた飛行機内で代表曲「大地と大地の中で」を熱唱。自身の怒りだけでなく、乗客のイライラも解消させた)
3位 三田寛子(タレント) 43人
(16年、歌舞伎役者の夫・中村橋之助氏の愛人報道で会見し、周囲への謝罪や子供たちへのケアなど冷静に対応した)
◆「平成で」上手に怒りの感情をコントロールできなかった有名人
1位 豊田真由子(国会議員) 179人
(17年、元秘書に「このハゲーーー!」と罵倒)
2位 「ナッツ姫」 チョ・ヒョナ 60人
(14年、大韓航空副社長の娘が米ニューヨークの空港から同社飛行機に搭乗。ナッツの出し方に激怒して搭乗機を引き返させた)
3位 宮地佑紀生(タレント) 13人
(自身がメーンパーソナリティーを務めるラジオ番組の生放送で、共演女性の唇をマイクで殴るなどして暴行逮捕)
◆「平成で」1番怒りを感じたニュース・出来事
1位 東名高速の追い越し車線事故(あおり運転/ロードレイジ) 164人
2位 幼児、少年少女関連事件 64人
3位 運転中のポケモンGOで命を落とす交通事故 24人
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]