世界ランキング1位の国枝慎吾(日本/ユニクロ)が男子車いすテニスの部で2007年以来、8度目となる「ITFワールドチャンピオン」を受賞。国際テニス連盟(ITF)公式サイトで発表された。グランドスラムのシングルスで22個のタイトルを持つ国枝は…

世界ランキング1位の国枝慎吾(日本/ユニクロ)が男子車いすテニスの部で2007年以来、8度目となる「ITFワールドチャンピオン」を受賞。国際テニス連盟(ITF)公式サイトで発表された。

グランドスラムのシングルスで22個のタイトルを持つ国枝は、今シーズン「全豪オープン」「全仏オープン」のシングルスで優勝を果たしている。

日本テニス協会によれば国枝は「とくにここ数年は肘のケガに悩まされていたので、今回通算8度目のITFワールドチャンピオンを受賞することができ、とてもうれしいです。この栄誉は、私を支えてくれているチームや、応援してくださってる皆さんのおかげです。本当に感謝しています」とコメント。

続けて「ITFワールドチャンピオンになることは、毎年私が大きな目標にしていることのひとつです。これからももっと多くのタイトルを獲得して、ホーム開催となる東京2020パラリンピックに向けて頑張ります」と今後についてもコメントしている。

この栄誉に、錦織圭(日本/日清食品)はTwitterで拍手の絵文字を使って祝福。また日本テニス協会の公式Twitterの投稿には「国枝さん本当に凄いです!!怪我から復帰して頂点迄登りつめましたね」といった声が寄せられている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」での国枝

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)