59歳となった今もコートに立つ姿を見せてくれるレジェンドのジョン・マッケンロー(アメリカ)。ティム・ヘンマン(イギリス)らとペアを組み「ATPチャンピオンズツアー」のシーズン最終戦である「チャンピオンズテニス」でダブルスの試合を行った。マッ…

59歳となった今もコートに立つ姿を見せてくれるレジェンドのジョン・マッケンロー(アメリカ)。ティム・ヘンマン(イギリス)らとペアを組み「ATPチャンピオンズツアー」のシーズン最終戦である「チャンピオンズテニス」でダブルスの試合を行った。

マッケンローは、同大会でプレーするのは今年が最後だった。大会前には「チャンピオンズテニスはとても特別でユニークなイベントです。今年は出場者として最後の年になるので、私は最高のテニスをするために努力しています」と語っていた。

「チャンピオンズテニス」は、イギリスのロンドンにあるロイヤル・アルバート・ホールで行われた。

大会公式サイトによれば、マッケンローは試合後に「18歳の時にウィンブルドン(ロンドン)で初めてこの地に来ました。あれは夢が叶った瞬間でした」「メインツアーとは違った感じです。私たちはみんな100%でプレーしますが、ここにいるメンバーとの間には違った気持ちと友情があります」と話した。

そして「ここに来てくれたすべてに選手たちに、本当にありがとうと言いたいです。ここ数年たくさんの楽しいことがありました。ここに初めて来た時のことを覚えていて、最も素晴らしい場所の一つだと思いました」と振り返った。

そんなマッケンローは、数年前から同大会出場を最後にしようとしていたようだ。

「数年前に私は、もうこれ以上はできないよと言いました。もちろん彼らはとても素晴らしいので、私を助けてくれて私にとってより楽になるようにしてくれました」「その後、私がこれでおしまいだと言うと、彼らはもう一回お別れをするためにダブルスをしに戻ってきてくれ、と言ってくれました。だからとにかくありがとうと言いたいです」と感謝の言葉で締めくくった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「レーバー・カップ」でのマッケンロー

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images for The Laver Cup)