現在世界2位のラファエル・ナダル(スペイン)がTwitterで練習風景を投稿し、近況の一端を示した。2018年終盤に怪我でツアーから離れたが回復に向かって前進している様子だ。ナダルは今年、「全仏オープン」のほか「ATP1000 モンテカルロ…

現在世界2位のラファエル・ナダル(スペイン)がTwitterで練習風景を投稿し、近況の一端を示した。2018年終盤に怪我でツアーから離れたが回復に向かって前進している様子だ。

ナダルは今年、「全仏オープン」のほか「ATP1000 モンテカルロ」「ATP1000 ローマ」「ATP1000 トロント」「ATP500 バルセロナ」の計5大会で優勝した。

一方で、「全米オープン」では準決勝のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)との試合中に膝の故障から、同選手は途中棄権。

その後「ATP1000 パリ」や「Nitto ATPファイナルズ」での復帰も望まれたが、復帰はならず2018年シーズンを終えた。

そのナダルは「練習、練習」とのコメントとともに、写真を投稿。コート上で走りながらフォアハンドでラケットを振り切った姿の写真を共有しており、元気な姿を覗かせた。

ナダルは今後、年末に予定されているエキシビションマッチ「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」への出場を予定しており、復帰への第一歩となる見通しだ。

同大会には、現在世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)や世界6位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)、チョン・ヒョン(韓国)や世界8位でクレーコートを得意とするドミニク・ティーム(オーストリア)、強打を持ち味にしている若手のカレン・ハチャノフ(ロシア)も出場を予定している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 パリ」の会見でのナダル

(Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)