女子フィギュア界待望のニューヒロイン誕生だ。

 世界のトップ6人で競うグランプリ(GP)ファイナルがカナダ・バンクーバーで行われ、今年シニアデビューしたばかりの紀平梨花(16)が初出場初優勝を果たした。2位の平昌五輪金メダリスト・ザギトワ(16=ロシア)を上回り、日本勢では浅田真央以来13年ぶりの快挙。
「あこがれの存在」という真央ちゃんの代名詞でもあったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決め、一躍、時の人になった。

 成功者の少ないジャンプを軽々と決める身体能力の高さ。演技で映える長い手足、かわいらしい笑顔。インタビューの受け答えから、にじみ出る人柄の良さ。
 強さと好感度を兼ね備え、誰もが応援したくなるスター性を秘める紀平選手。幼少期のエピソードから好きなものまでプロフィールを「丸裸」にしてみたい。

 

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★紀平梨花(きひら・りか)アラカルト★

 

◆生年月日=2002(平成14)年7月21日

◆出身地=兵庫・西宮市

◆血液型=O型

◆家族=父、母、姉。
会社員の父・勝己さん(51)はスキーの指導者資格を持つ。
母・実香さん(47)はバスケットボール部で活躍し、大学時代に栄養学を学び、アドバイスする。
姉・萌絵さん(20)はダンサーでエイベックス・アーティスト・アカデミーに所属。歌手・西島隆弘コンサートのバックダンサーとして出演経験も。

◆サイズ=身長154センチ、体重44キロ

◆学歴=広田幼稚園-西宮市立大社小-西宮市立上ヶ原中-(転校)-関西大学中等部-N高校(通信制)

◆幼稚園=ヨコミネ式
女子ゴルフ・横峯さくらさんの叔父が提唱した教育法「ヨコミネ式」を導入する広田幼稚園に1歳から通い、身体能力を開発。8段の跳び箱をクリアし、片手で側転、ブリッジや逆立ちをしながら園内を歩いた。小学入学前に3ケタの足し算もできた。

◆小学=運動会のリレーは男子混合でも常に主役。第1走者とアンカーを同時に務めたこともある

◆N高校=授業のほとんどをネット動画で学ぶ。移動中にパソコンで勉強し、練習時間を確保

◆習い事=体操、水泳、学習塾の公文、エレクトーン、ピアノ、バレエ、ダンス

◆得意科目=数学「暗記で覚えるより公式とかを理解するのが好き」

◆競技開始=4つ上の姉・萌絵さんの影響で、5歳から始める

 

◆指導=小学5年から、宮原知子と同じ浜田美栄コーチに指導を受ける。田村岳斗(やまと)コーチ

◆所属=関西大学KFSC(カイザーズフィギュアスケートクラブ)

◆ジャンプ=小学生までにアクセルを除く3回転ジャンプをマスター。中学生だった15歳のときにアクセルも成功。現在、練習では4回転を成功させている

◆衣装=羽生結弦などトップスケーターの衣装を手掛ける伊藤聡美さんが製作

◆身体能力=体脂肪率6%は男子トップアスリート並み(女性の平均20~25%)。腹筋がバキバキに割れていると話題。50メートル走7秒台

◆自己管理=遠征先にヘルスメーターを持参し、体重をチェックする。お菓子は1日100キロカロリーまでを厳守。ヨーグルト、「タニタ食堂」のおやつ、チョコレート1粒など制限する。

◆料理=時間があるときは練習に持って行く弁当は自分で作る。卵焼きが得意

◆趣味=ネックレス集め

◆習慣=気付いたことはすぐに携帯電話にメモをする。「大会中は1日に10個は学ぶことがある」

◆あこがれ=浅田真央。ファンレターを送ったことも。

◆好きな歌手=人気アイドルグループ「AAA(トリプル・エー)」

◆五輪に出られず=平昌五輪の代表選考会だった昨年12月の全日本選手権で3位に入ったが、五輪前年の6月30日までに15歳になっていない選手の五輪出場を禁じる国際スケート連盟の規定により、選考対象外に。7月21日生まれの紀平は平昌五輪出場に21日足りなかった。同い年生まれ5月18日生まれのザギトワは平昌五輪に出場し、金メダルを獲得。

 GPファイナルで女王ザギトワを破った実力は「本物」という関係者の声は多い。「真央ちゃんの再来」「氷上の妖精」ともいわれる紀平が、低迷する女子フィギュア界の救世主となりそうだ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]