11日、卓球女子日本代表の石川佳純(25歳=全農)が2018年ITTFワールドシリーズの最後を締めくくるグランドファイナル<12月13日~16日 韓国・仁川>に向けて成田空港で出発前に取材に応じた。今年はグランドファイナル開催までにTリーグに参戦するなど「(Tリーグ参戦で)試合勘は今までにないくらい良くなっている。すごくレベルアップにつながっていると思う。」と意気込んだ。



【石川佳純コメント】

―現状のコンディションは


今まで以上に、忙しい日々を送らせていただいています。自分自身卓球に打ち込めていますし、今回グランドファイナルに向けていい準備ができたんじゃないかなと思います。

(Tリーグでは)レベルの高い選手と緊張感のある中で試合をたくさんしていて、試合勘はすごく良くなっていますし、レベルアップに繋がっていると思っています。

―今回(グランドファイナル)は韓国開催だが

今年一年の締めくくりになると思っているので、来年に向けてもいいカタチで今年を終われるように、しっかり、充実したプレーができたらいいなと思います。

―世界ランクも安定しているが、今年の評価は

悔しい試合もたくさんありましたけど、全体的には安定した成績が出すことができて、世界ランクもいい位置にいると思うのでそこについては良かったかなと。来年はもう一歩、上にいけるようにという気持ちもあるので、それに向けてまずはグランドファイナルをしっかりいい成績が出せるように頑張りたいと思います。

―(グランド)ファイナルに向けて強化したポイントは

サーブ、レシーブですかね。意識的にずっと練習をしていますし、Tリーグの中でも意識をもってやっているので。

―中国選手は8人出場となっているが

一回戦から当たる可能性もあると思っているので、一回でも多く勝てるように頑張りたいと思います。

―Tリーグなど連戦だったがプラスの面は

今までは(グランドファイナルまで)練習がたくさんあったんですけど、今までとは違った環境で試合を重ねてレベルアップしていく新しいカタチだと思うので。

自分自身それはすごくいいことだと思っていて、試合勘がよくなったりとか自分自身レベルが上がっているとは感じているので。それは新しい挑戦でよかったなと思っています。

―2018年どんな1年だったか

山あり谷ありですごく充実した1年にはなったかなとは思います。いよいよ2019年で今から「よし。始まるんだな」という新しい気持ちになろうとしている気分です。

―今大会は2018年の締めくくりというよりは2019年に繋がる大会か

1番は本当に締めくくりで。2018年「終わりよければ全てよし」だと思うので、最後しっかりいいカタチで締めたいという気持ちと、すぐまた来月から国内の大会(全日本卓球選手権大会)もありますし、(来年から)ワールドツアーが勝負になってくるので、そこでいいカタチで終わって、いいイメージで次の大会に入れるようにしたいなと思います。

―クリスマスの予定は

クリスマスの予定ですか?(笑)。練習ですね。(笑)。22、23。26、27とTリーグがまだあるので。チームメイトと練習するので間で「遊びに行けたらいいね」なんて言ってますけど。練習があるのでわからないです。(笑)。