世界1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が、WTA(女子テニス協会)のファン投票で2年連続となる1位に輝いた。ハレプは今年、「深センオープン」「ロジャーズ・カップ」で優勝したほか、自身初となるグランドスラムでのタイトルを「全仏オープン」で獲得…

世界1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が、WTA(女子テニス協会)のファン投票で2年連続となる1位に輝いた。

ハレプは今年、「深センオープン」「ロジャーズ・カップ」で優勝したほか、自身初となるグランドスラムでのタイトルを「全仏オープン」で獲得。一時的にカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)に譲ったものの、世界1位の座もほとんどの期間で守った。

またWTAによれば、ファン投票では10年の歴史の中で1位を獲得した選手は4選手しかおらず、マリア・シャラポワ(ロシア)、エレナ・デメンティエワ(ロシア)、 アグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)らがほかの受賞者となっているという。

今シーズンを含め、ハレプ自身もファンからの支援を意識してきた様子で「全仏オープン」の決勝戦の前にも「世界中のファンのためにプレーする。なぜなら多くの人々が私にグランドスラムで勝ってくれるよう望んでいると分かっているからだ」と話した経緯もある。

そんなハレプに、来シーズン以降もファンを魅了するテニスを期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」で撮影に応じたハレプ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)