*写真:チョンジヒ(トップおとめピンポンズ名古屋・左)と鄭怡静(右)/©T.LEAGUE<Tプレミアリーグ2018/19シーズン 12月8日(土)武田テバオーシャンアリーナ>8日、Tリーグ女子・トップおとめピンポンズ名古屋(以下、名古屋)の…

*写真:チョンジヒ(トップおとめピンポンズ名古屋・左)と鄭怡静(右)/©T.LEAGUE

<Tプレミアリーグ2018/19シーズン 12月8日(土)武田テバオーシャンアリーナ>

8日、Tリーグ女子・トップおとめピンポンズ名古屋(以下、名古屋)のホームである武田テバオーシャンアリーナにて、日本生命レッドエルフ(以下、日本生命)との試合が行われた。名古屋は未だ1勝しか上げておらず、なんとしてもホームでの勝利は欲しいところ。対する日本生命は6連勝を狙い、Tリーグ無敗である早田を中心に白星を目指す。

この日、名古屋に加入となった韓国の大黒柱であるチョンジヒが初出場し、早速、名古屋のエース・鄭怡静とのダブルスで1点をもぎ取った。これで勢いづいた名古屋は安藤みなみが前田美優に3-1で勝利。

ここで一気に勝負を決めたい名古屋であったが、ここで日本生命の早田が登場。そして、名古屋も“女神”ソヒョウォンをオーダーし、世界トップレベルの戦いが幕を開けた。序盤は早田のパワフルな打球がソヒョウォンのカットを打ち抜き、2ゲームを連取。しかしソヒョウォンも食らいつき、2-2とする。ここで早田が序盤で使っていた徹底したミドル(選手の懐付近)を狙った攻撃を再開し、見事最終ゲームをものにした。

4番手、日本生命が中国の蒋慧を起用したのに対し、名古屋はエース・鄭怡静を起用した。鄭怡静は開幕戦から体調が優れない中出場していたのもあり、ここまで3勝3敗と本来の実力を出し切れていなかった。今回の試合も第1ゲームを6-6の場面から5点連取で奪われるなど、ゲームカウント1-2でリードされ、危うい場面もあった。だが、鄭怡静がネットインのボールを拾い、粘り勝ちしたラリーから流れが変わった。蒋慧のミスが徐々に増え、最後は鄭怡静が3-2で勝利。エースの仕事を果たした。

鄭怡静の逆転勝利を引き寄せたファインプレーはこちらから(ダイジェスト動画より)

12/8 トップおとめピンポンズ名古屋 vs 日本生命レッドエルフ

◯チョンジヒ/鄭怡静 2-1 常晨晨/蒋慧
7-11/12-10/11-9

◯安藤みなみ 3-1 前田美優
8-11/12-10/11-6/11-7

ソヒョウォン 2-3 ◯早田ひな
8-11/5-11/12-10/11-9/8-11

◯鄭怡静 3-2 蒋慧
6-11/11-6/6-11/12-10/11-8

文:ラリーズ編集部