*写真:荘智淵(琉球アスティーダ)/©T.LEAGUE<Tプレミアリーグ2018/19シーズン 12月4日(火)宜野湾市立体育館>4日、沖縄県宜野湾市立体育館にて、琉球アスティーダのホーム第2戦が行われた。対戦相手はT.T彩たまだ。琉球は1…

*写真:荘智淵(琉球アスティーダ)/©T.LEAGUE

<Tプレミアリーグ2018/19シーズン 12月4日(火)宜野湾市立体育館>

4日、沖縄県宜野湾市立体育館にて、琉球アスティーダのホーム第2戦が行われた。対戦相手はT.T彩たまだ。琉球は1番手のダブルスを落としてしまったものの、丹羽、荘、陳の活躍により3-1でホーム初白星を飾った。これにより琉球は勝ち点を11とし、岡山リベッツと彩たまに並んだ。(試合数は琉球が9、岡山が7、彩たまが8である)

前回の試合では琉球が4-0で快勝していたこのカード。何としても連敗を避けたい彩たまは、ダブルスでチョンヨンシク/平野友樹ペアを投入した。対する琉球は陳建安/江宏傑の台湾人ペアだ。チョン/平野ペアは見事なコンビネーションを発揮し、2-0のストレートでダブルスを制した。

このまま彩たまに流れが行くと思われた2番手、ホーム戦での勝利が欲しい琉球はエースの丹羽孝希を起用し、ティアゴ・アポロニアとの1戦に臨んだ。試合はアポロニアの得意なラリー戦になり、丹羽は形勢不利かと思われたが、丹羽が打ち勝つ場面も多く見られ、3-1でこの試合をものにした。この1戦で見られた数々のスーパーラリーに試合に訪れた800人超の観客も大興奮であった。

丹羽・アポロニア戦、スーパーラリーはこちら(ダイジェスト動画より)

丹羽の勝利で琉球が勢いづいたか、3番手にオーダーされたベテランの荘智淵が彩たまのエース・チョンヨンシクに3-1で勝利。Tリーグではシングルスで負け越していた荘智淵だったがここぞという場面で粘り強くラリーに打ち勝ち、チームにさらなる弾みをつけた。

そして、4番手には“荘智淵の弟分”陳建安が登場。対するは吉村真晴だ。Tリーグに参戦し、水谷隼やチョンヨンシクを破っている陳建安はこの試合でも好調ぶりをうかがわせた。陳が得意とするフォアハンドが火を吹き、リオ五輪銀メダリストの吉村をなんと3-0のストレートで撃破。琉球のホーム戦勝利に大きく貢献した。

12/4 琉球アスティーダ 3-1 T.T彩たま

陳建安/江宏傑 0-2 ◯チョンヨンシク/平野友樹
7-11/4-11

◯丹羽孝希 3-1 アポロニア
11-8/11-5/11-13/11-7

◯荘智淵 3-1 チョンヨンシク
7-11/11-8/11-7/12-10

◯陳建安 3-0 吉村真晴
13-11/11-8/11-9

文:ラリーズ編集部