*写真:張本智和(JOCエリートアカデミー)/ittfworldドイツのエース・オフチャロフが9位に降格3日、国際卓球連盟から12月最新の世界ランキングが発表された。主にスウェーデンOPやプラチナ大会であるオーストリアOPの成績がランキング…

*写真:張本智和(JOCエリートアカデミー)/ittfworld

ドイツのエース・オフチャロフが9位に降格

3日、国際卓球連盟から12月最新の世界ランキングが発表された。主にスウェーデンOPやプラチナ大会であるオーストリアOPの成績がランキングに反映されている。また、昨年11月のドイツオープンによるポイントが失効となり、順位を落とした選手もいる。

ドイツオープンのポイント失効で痛手を食らったのはドイツのエース・オフチャロフだ。同大会の男子シングルス優勝を果たしていたため、今回5位から9位へと大きくランキングを落とした。

オフチャロフは今年1月、世界ランキング規定改定時に自身初の1位を記録するなど好調であったが、2017年2月以来キープし続けたトップ5の座を明け渡すことになった。

そして、オフチャロフとは反対に、ブラジルのカルデラノが自身最高の6位を記録した。獲得ポイントが多いプラチナ大会・オーストリアオープンでベスト8に入ったことがランキング上昇の主な要因と言える。

張本が自身最高の5位に、水谷も13位に復帰

日本勢では張本智和がランキングを5位に上げ、自身最高ランキングを更新した。そして、先月19位まで順位を落とした水谷隼もスウェーデンOP、オーストリアOPでベスト16まで勝ち残り、今月は13位まで順位を戻した。

今月の13日からは獲得ポイントが高いワールドツアー・グランドファイナルが控えており、張本智和、丹羽孝希、水谷隼はシングルスで出場予定だ。ここでどこまで順位を上げることができるのか、期待が高まる。

男子世界ランキングトップ10

1(1) 樊振東(中国)  17751
2(2) 許昕(中国)  15835
3(3) ボル(ドイツ)  14575
4(5) 林高遠(中国)  14341
5(6) 張本智和(日本)  13860
6(9) カルデラノ(ブラジル)  13190
7(7) 李尚洙(韓国)  13179
8(8) 黄鎮廷(香港) 12924
9(5) オフチャロフ(ドイツ)  12748
10(10) 丹羽孝希(日本)  12466
※選手名右の数字はランキングポイント ()内は先月世界ランキング

日本男子世界ランキング(50位まで)

5(6) 張本智和  13860
10(10) 丹羽孝希  12466
13(19) 水谷隼  11205
28(28) 吉村真晴  9162
32(36) 上田仁  9024
33(29) 大島祐哉  8779
41(30) 松平健太  7944
48(39) 森薗政崇  7251

文:ラリーズ編集部